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2011年8月27日

藻場 DIVE

b-IMG_5079.jpg
台風の影響で、うねりが入り始めている鳥羽の海。
海女漁は、ほとんどお休みに入るそうだが、本日(土曜日)、藻場を潜ってきた。

久々のタンク潜り。(スキューバダイビング)
船からバックロールエントリーで、海に入ると、一面深緑色。

な、なにも見えない・・・

しばらく待てば、目が慣れて、見えるようになるかな?
と思って待っても、やはり見えない。

視界が閉ざされると、深度もわからなくなる。
水深計を見ると、3メートル。腕の先(に、ダイブコンピューターの深度計が付いている)すら、見えないので、水中マスクの間近に時計を持ってきて、見る。

浅いのだが、光が届かず薄暗い。
沖縄だと30メートルくらい見えちゃうので、深さを感じないんだな、と気がつく。

もちろん、1メートル離れたら隣に人がいるかもわからないので、
「ゴボゴボゴボ・・・」
頼りになるのは、ガイドしてくれた海博のオニーサンの呼吸音。

そんな中でのダイビングだったが、海底に張り付き、目玉を海底に近づけ、目を凝らすといろんな生き物や、生き物たちが残した足あと。
イカの卵、貝や魚の糞・・・

おもしろい!

時間を忘れて潜り続けていると、

船上で待っている役所や研究所、テレビ局の皆さんからの「時間切れ」の呼び出しで、
やむなく船に上がる。

あ~楽しかった。

・・・けど、撮影条件としたら、最悪なので、さてさて、シンポジウムではどうしようか。(苦笑)

・・・というのも、この撮影は、12月に鳥羽市主催で開催される「シンポジウム・フォーラム」で必要な写真なのだ。

「近年、伊勢湾の海域環境の悪化などもあり、重要な海の森である「藻場」の減少が心配されている。藻場の大切さを多くの人に知ってもらうための、シンポジウム・フォーラム。」・・・というわけで、

元シンクロスイマーの武田美保さんや、海の博物館館長、鳥羽市長、とともに私も、海についてのシンポに参加することになった。

日時は、以下。
12月3日(土) 13:00~15:30
鳥羽市商工会議所会館 3階のかもめホール 
定員は、150名。

問い合わせや申し込み先は、
鳥羽市役所研究課 TEL:    0599-25-1147   

まだまだコチラの海女さんの撮影は続く。
一緒に海に潜りながら、藻場の観察も進めてきます~!
・・・っていっても、しばらくまた、海には入れそうもないが・・・

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コメント(1)

濁り、見えない、暗い、一人泳いでいて、電灯が壊れた時。 
気持ち悪いですね。

底が見えない黒潮の海に潜っていき、濁ってはいないのに、
電灯の明かりに、何も映らないで、流されていく時。
潜っているんだか?ただ流されているんだか?
水深計が頼り。

自分の感覚が なくなる~  って感じ。

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このページは、古谷千佳子が2011年8月27日 20:39に書いたブログ記事です。

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