2016年6月アーカイブ
2016年6月30日
愛おしくて・・・
「毎晩一緒に寝ている君を、手放すなんて・・・」
・・・と、いやいやし続けた息子も、ようやく堪忍して、
最愛のクワガタと、もう直ぐ兜になりそうな蛹を
友人に預けることに。
このクワガタ、夜、家を脱走して捕まえてきたヒラタクワガタ。
飼育ケースを枕元において、寝続けること、何日?
時にワッペンのようにTシャツにつけて歩き、
時に、筆箱に収められ、学校に運ばれ、
まぁ〜、確かに、小さくて動いて、かわいい。
逃しては、別のを捕まえてきて。www
向こうには森もあるようだから、
たくさんいるんじゃない?カブトもクワガタも。
何より心配なのは、登校中、捕獲に走り、
学校までたどり着かないんじゃないかと・・・
どんな事件が、何回起きるのだろうか?と
心配しつつも、最終的には、自分の身は自分で守るしかない、
・・・ということを、体験しつつ、
少しづつ覚えて下さい。
私めも、心を鬼にして、
集中すべき時には、集中。
とにかく精神統一です。
「見えない力」
・・・最近すごく感じるようになっています。
目には見えない力に後押しされたり、歩みを憚れたり。
ちょっとした場所の違い、時のズレで、
人生は大きく変わる。
「生かされている」・・・ってことを。
たった70年ほど前に日本に生まれていたら、
戦争を体験したわけで、(世界には今もそういう地がありますが)
あの時、あの場所にいたら、
震災など天災にあっていたかもしれないし・・・とか。
いつ何が起きるかわからない。
「生死」を日々考えるようになりました。
その場その場の精一杯の積み重ねの人生。
やはりそれでいいのだな、とか、
それしかできないのだな、とか。
昨夜完了した、
「二足のわらじで歩かせてください」
全国海女撮影プロジェクト、
(camp-fire=クラウドファンディングによる)パトロン様募集。
これは、活動資金を集めるためのものでしたが、
同時に「応援してくれる人がいる」ということを、
実感できる機会でもありました。
本当にありがとうございます。
皆様のパワーをお供に、
頑張ります!
今、一人一人にお礼の言葉を述べる時間がありませんで、
申し訳ありませんが、この場を借りて、御礼申し上げます。
では、準備に集中・・・
取り急ぎ、お礼まで。
海人写真家 古谷千佳子
ありがとうございました!!!
「二足のわらじで歩かせてください」
全国海女撮影プロジェクト、
(camp-fire=クラウドファンディングによる)パトロン様募集、
只今をもって、終了となりました。
56名のご支援により、目標金額を上回り、
533.500円が集まり、無事終了いたしました。
本当に、本当に、本当にありがとうございます!!!
明後日、那覇を出立し、現場入りし、取材スタート。
この夏の海女・撮影第1弾は、福井県です。
水&陸両方のカメラ機材に、素潜りの道具、
パソコンやらの相棒と、
ほぼ昆虫捕獲モードに入っている脱走犯ルカト
を連れての旅。
毎回何が起きるかわかりませんが、
情熱と冷静さ、祈りの心と笑顔を忘れずに、
楽しく撮影して参りたいと思います。
引き続き、温かく見守っていただきたく、
よろしくお願い申し上げます。
2016年6月29日
潜るだけが海女じゃない。〜ラストスパート!
潜らない時も大事。
でも、潜ってこそ、海女。
海女の「海・自然との繋がり」そして、
地域コミュニティー、そして「技」「個」の魅力を
しっかり表現したいと思っています。
どこまで迫れるか、勝負!
(私の中で、です。w 現場では空気のごとくをモットーに。)
お陰様をもちまして、全国の海女撮影プロジェクトは、
目標金額に達成しました。
この夏第1弾の取材先は、福井県です。
第2弾は、福岡県予定。(調整中)
良き撮影をし、良いリターンを作れるよう、
精一杯立ち向かう所存です。
全国海女撮影プロジェクト、
パトロン様募集締め切りまで、あと23時間。
(29日水曜日の夜までです)
第3弾へと続けるためにも、
どうか、どうかよろしくご鞭撻の程、お願い申し上げます。
(日本海側、もうちょっと南か?太平洋側か?)
2016年6月27日
2016年6月26日
全国海女撮影プロジェクト:カウントダウン3日ちょっと!
全国海女撮影プロジェクト カウントダウン4日!
全国海女撮影プロジェクト カウントダウン4日!
・・・あと29000円です!
あともう少しで、目標金額まで到達です。
どうかよろしくお願い申し上げます!!!
この夏のプロジェクト開始まで5日。
水中&陸上機材等、その他準備もラストスパートです。
**********
私の応援歌&音楽は、
「Climax Jump」
叶えたい夢があるなら・・・
・・・もう少しあと少し・・・諦めたらそこが終点さ
「JUST LIVE MORE」
・・・どこまでも信じた道を行け!
「YOUR SONG」 ・・・ 等
君ないつでも一人じゃない、
誰かがきっと見つめている・・・
まさに、今そんな力に後押しされ
気持ちを奮い立たせている感じです。
www
どれも仮面ライダーシリーズの曲。
取材前にからなず聴きたく(見たく)なります。。
www
海人・海女のウエットスーツ姿は、
初めはずっと仮面ライダーを重ねていたかも、って、
最近認めるようにしています。w
自分の大好き!が原点、そしてパワーの源。
超かっこいい人たち!!!
人間の力を超える力、水中能力を持つ人の能力から
始まった、私のライフワークですが、
今は、その素顔に向き合いたい。
ラストスパートで頑張っております!
どうぞよろしくお願い申し上げます!!!
2016年6月23日
あと少し!!!
・・・飛び立て!
・・・と思ったら思わず「あ」と声が出てしまった。
網を持った、息子ら、それに発見。
「ダメダメ!」との制止の声など聞こえるはずもなく、
虫かごに入れてしまった。
「・・・ごめん」
真昼間にこの状態。
タイミング外したのか?
(普通、夕方に羽化し始め、日付が変わることには、
柔らかかった羽は硬くなり、朝には飛び立てるんだ
ったよね???)
カゴに収められた君よ、
明日には、羽ばたかせてあげようと
息子と約束したからね。
人生(?虫の一生はなんという?)山あり谷あり。
羽ばたきまで、もう少し!
私めも、
全国海女撮影プロジェクトまで、あと少し。
お陰様をもちまして、
現在、目標金額の65パーセントです。
パトロン様募集締め切りまで、
あと6日。
もう一踏ん張り!!!
どうか、よろしくご支援のほどお願い申し上げます!!!
2016年6月21日
ベランダ転落防止柵
相次ぐベランダ転落事故。
親が目を離した隙に、
ベランダに置いた「もの」に乗って、
子供が柵を乗り越えて、
転落。
防止する対策として、
「子供を一人にしない」
「決して目を離さない」ということですが、
親一人、子一人では、なかなかそうもできない。
心配したジージは、
それらの事故が多く起こる「子供3〜4歳」
を迎える前に、と、
飛行機に乗ってはるばる来沖、
手作りの柵を作ってくれました。
開けた視界が、窮屈になってしまい、
ちょっと不満がありましたが、
それを大幅に上回る安心感に守られ、
気がつくと、何年?
ステンレスの金網も、サビサビ。
それが、触れることを許さない感じで、良かったのですが、
マンションの手すり自体が古くなり、
全面乗り換え、ということで、
手すり交換の修理が入ることになりました。
塩害が強い、沖縄ですから、
新しい柵に変えれば、15年はもつだろうとのこと。
あ、そんなもんしか、もたないんですね。(心の声)
そりゃぁ、手作りの金網はあっという間に錆びますね。
まだまだ息子、油断がならない年齢ですが、
金網も撤去し、ベランダ掃除をしなければ。
柵よ、ジージよ、子供を守ってくれてありがとう。
(今後の対策も考えねば。)
青い空、爽やかな風が吹く、那覇。
緑の森からは、カブトムシやセミ、
カナブンなど飛んでくる季節。
虫好きの息子は、捕まえては「学校で飼育許可をもらったよ」と
大きな飼育ケースと、追加の虫を、日々運び込んでいきます。
家用と、学校用の虫のためにと、
早起きして、枯葉を拾ってきたりと、頑張っています。
・・・学校で授業聞かずに、持ち帰りになりませんように。
夏になり、風向きも良く、
窓全開プラス扇風機で過ごしているのですが、
鉄の焼けたいや〜な匂いが、入ってきました・・・
う〜全室修理するってことは、
今後しばらく、これ、続くのね。
エアコン苦手で、今年はまだ掃除もしていない
(からカビが怖くてつけられない)のですが、
こりゃ、なんとかしないとならないかな?
喉を痛める嫌な臭いは、
気合いでは乗り越えられそうもない。
月末まで、デスクワーク(室内での仕事)が続くのに、
う〜ん。
それにしても、この夏の
福井県の海女取材の際、
滞在させていただく環境は、グーグルマップで見る限り、
虫、たくさんいそうな感じ。
息子の虫博士モード、再起動なるか?
どうかよろしくお願いします!
全国海女撮影2016年 夏バージョン・カウントダウン
琉球かきだみし
昔、沖縄の武士(空手家)たちが、
まだ大会などの腕試しの場がない時代に、
無作為に強いと互いに認め合った者同士が、
暗黙のルールのもとで、道場外で腕試しを行ったとされる、
その立ち合いのことを
「カキダミシ(掛け試し)」と言うそうで・・・。
ヤマトに渡った空手でなく、その流れの元にある、
実際に当てる空手「実践空手」の大会が、
日曜日に宜野湾市で開かれました。
「実践空手」実は初めてこの目で見たのですが・・・
子供や女性は、ヘッドギアを付けていましたが、
男性軍は、何もつけず、
流血もあり、すごい痛そう・・・
私は「空手の形」と「古武道(サイ)」で出場。
古武道も、大会で見るのは初めてで
(稽古の場でしか見たことがない)
エーク(船を漕ぐ櫂)や鎌や斧といった農具などを
使っての古武道。
見たこともない、武具を使っての形、面白くて、釘付けです。
道具を持っているのに、のびのびとして、一体感があり、
動き回るというか、歩き回るというか、
「居つかない」感じが、
「形」と言っても「形」にとどまらないような・・・
よかった。
見たこともない「動物チック」な動きも、
中国の流れを汲んでいるようで、よかった。
(まだ、勉強できていない、私の主観です)
「空手の形」も、ヤマトに渡り作られた「指定型」
ではなく「伝統形」にこだわった
「全琉空手古武道選手権大会」という大会で、
もう24回(24年)にもなるそうです。
同じ流派でも、那覇と中部では、
またちょっと形も違う様子・・・
私は、昨年は、海女取材が始まっていて、県外にいて、
欠場となり、今回初めて、の体験ですが、
いやぁ〜空手を通じて沖縄の文化・歴史を感じられます。
もっと知りたい、という知識欲もどんどん湧き上がってきます。
・・・結果は、表彰台に立つことはできませんでしたが、
点数制だったので、3位の人との点数の違いを
知ることができ、
全体の中での自分の位置が、ぼんやりとでも見えたのが、
嬉しい。
(トーナメント制だと、対戦相手=運、で決まってしまい、
自分の実力がまるで見えない)
次なる目標を立てることができる貴重な機会となりました。
継続は力なり、で頑張ります。
「競争すること」「がんばること」が、良くないことのように、
言われること、時々、耳にしますが・・・
心身に負荷をかけることも必要で、
何かを習得しようとする努力を後押ししてくれる大切なきっかけ
「勝敗」。
諸先輩方との距離感を詰める方法・・・
いやいや、早く上達する方法、といった方が正しいかな?
考えることは、それをより理解しようとすること。
勝ち負けは、結果であり、
その「過程」が大切、と子供に教えることに間違いはなく、
私自身はすがすがしい気持ちなのですが、
それは、自分の人生の勝負どころが、
明確になってきたからなのかな、とも、ちょっと感じます。
もちろん、空手も本気習得し、琉球を知りたい。
・・・でもそれを表現したい・・・
若い頃の、私の不安定感がなくなったのは、
そういったことがわかってきたからなのかな?と
息子ら(子供ら)は、
勝ち負けでお尻を叩かれ頑張れる子は、
それで良いのですが、
そういうことに全く興味がない子は、
どうやったら、走らすことができるのか。
いや、走らなくても、歩いてくれれば良いのですがね。・・・
これは、空手に限らず、で、何事にもですが、
日常である、学校での勉強とか、
「興味あることしか頑張れない子供」のリードが
まるでわかりません。
そういえば、私がそうだった。
その時が来ないと、やれない。
・・・う〜ん、諦めることも必要なのか。・・・
自分以外の人間は、難しいですね。
親子であっても。
人生、日々、道場外の腕試しです・・・
2016年6月17日
幽霊話
昔、この岩山近くのお店に、子供のお菓子を買う女性が
度々現れたそうだ。
その女性が置いて行くお金が翌日には紙に変わるので、
不思議に思った店の主人が、ある日女性の後をつけて行くと、
墓の中に入っていったという。
墓の中を覗いてみると、
死んだ母親のそばで、赤ん坊がアメをしゃぶっていたという。
子供を思う母親の気持ちが現れた幽霊話。
この岩山には、7つの墓が並んであったことから、
七つ墓と呼ばれている。
息子のペースで一緒に歩いていると、
そんな丁寧な説明がなされた看板など目に入ってくる。
毎日通っても、気がつかなかった。www
土地土地に残っているいろんなお話。
・・・我が家には、幽霊や怪奇現象など起きたことないけれど。w
ルーがまだ赤ん坊の時、
「夜中に私の息が止まってしまったら、
この子はどうなるんだろうか?」
「なんの連絡なしに保育園を、1週間休んだら、先生方
気がついてくれるだろうか、
(それとも、白骨化されるまで、気がついてもらえないのか?)」
その時では、この子は死んでしまう。
マンション暮らしだと、
不動産屋や管理人が、勝手に立ち入ることはできないから、
私に何かあって気がつかれることはない。
そうなった時には・・・・
・・・ってよく、不安になったものだ。
(小学生にもなれば、自分で鍵を開けて出ていけるし、
助けも呼びに行けるだろうから、だいぶ楽になった部分も
ありますが。その他の不安が、山積。www)
死んでも死に切れない(幽霊の)母の話、
他人事とは感じられない。
時を超えても、母の思いって、きっと変わらない・・・
「不滅のもの」を確認したいのだと、
「原点を探して」
私はカメラを持ち始めた。
今もその思いは変わらない。
子育てという体験を通して、
日々、それが意識化されていっている。
子育て中の海女さんとも、いろんな、お話がしたいな。
昨年まで、お母さんでなく、おばあさんが多かったので。www
もちろん、ママ予備軍も、卒業ママも、独身海女も、
ですが。
私の場合は「女」と括られるのが嫌だったのですが、
「母」は面白いと思うのです。www
命を生み出し育む、ということ。
それを支える環境と。
もっとじっくり向き合いたいです。
全国の海女撮影プロジェクト、
どうぞよろしくお願いします!!!
************
昨日梅雨明けした沖縄。
幼虫だったカブトムシも孵化し、数日前から、
夜間にビ〜んびんと、やかましく飛び回っている。
昼間は、土に潜ってその姿を見れないのね。www
あと3匹、早く出ておいで!
2016年6月16日
2016年6月13日
琉球処分
海人と話をしていると、普通に出てくる昔話。
「琉球処分で、職を失い、糸満へ行って、
子供は売られ、任期を終えてから、この土地に来た」
・・・・と、
歴史の教科書の話ではなく、
自分のおじいさんの世代の話なのだ。
そういう大切な話もいっぱい聞いてきたはずなのに、
周波数が合っていなかったのか。
(でも糸口が見つかると、するすると出てきそう。
脳内、消えてはいないみたい。www)
今の私は、再びすごく聞きたいし、
この意識を外しては、表せない・・・と実感している。
戦前・戦中・戦後の激動の時代・・・
どんな思いで、子供、家族を守り、生きてきたのか。
あの時の子供は、大人になって、何をしているのだろう。
どうやって「つながっていく」のだろうか。と・・・
琉球士族の間で、王国を守るために行われていた
棒術(古武道)や空手など、
今、私は、沖縄を知るために体感したいという
思いもあって、続けているけれど、
「海人オジィのお父は、棒術の達人だった!」って、
ほんのちょっと、早い時代に生まれていたら、
それを見ることができたかもしれないと・・・・
www
今生きている「この時代を写す」ことしかできない。
いやいや「この時代を写すことができる」のだ!
想像力を働かせ、見えない敵を、想定し、
そして、体を動かす。
「形」は、形を追うのではなく、
その動きを通して、先人が何を思い、生きていたのだろうか、
知る手がかりでもある。
(でも形を追い、体を動かすことで、具体的な疑問や質問だ
出てくるから、まずは、自分の姿勢を認めてもらうために、
体得せねば。
・・・と空手と違い、道具を持つと、さらにヘトヘト。)
直接、心身に触れることができる「今を生きる人」が、
一身に受けてきたもの、
受け止めるために、もっと勉強もしないとならないし、
今を一生懸命生きなければならない、と切に思う。
・・・今は、海女。
時間とお金,、現実の壁にぶつかりながらも、
やり通したいと思っています。www
海人も海女も(空手も w )繋げていく・・・
繋がっていくと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
アメニモマケズ
那覇も、ゴロゴロ雷と大雨。
沖縄本島は、昨日に引き続き、
各地に大雨・洪水・雷注意報出ているみたいです。
昨日は、古巣(?W)のヤンバルの入り口の漁協・漁港にて、
秋の企画に向けてのご挨拶等々に。
10年経っても、同じ場所に、同じ人たちがいてくれると、
ホッとします。
オジィたちも、もう80代後半・・・
過去に撮影させていただいた写真と
これから撮らせていただく写真とで、
地元の方にも楽しんでもらえるように、
進めていきたいです・・・
その前に、7月からの撮影準備、段取り、イメージ固め、
などなど、やること山ほどあるのですが。www
全国の海女撮影プロジェクト、
おかげさまをもちまして、
目標金額の58パーセントが集まりました。
残り、17日です。
18日目に、フライト予定で進めています。www
この夏、第1弾の海女取材先は、関空経由→日本海側を予定しています。
3年前から、行きたいと願いつつ、なかなか叶わなかった場所。
それに、
写真業に足を突っ込み、19年。
沖縄の海人と出会い、海の仕事を始めて、23年目。
(今は海人写真家ですが。)
ようやく、出力の方法を、真剣に考え始めています。
(その都度考えていたつもりなんですがね。w)
「撮りながら表現できる、写真」などと、
「吸収と表現(出力)を同時にできるから!」
・・・等と思って、
「油絵」と言う表現手段を「写真」にしました。
でも、全然表現にはいたっておらず、
過去(絵を描く時に)にしていた
「記憶を引き出す糸口」レベル止まりだと、
最近しみじみ感じています。
「撮ったものをまとめて」こそ「写真表現」・・・と。
走り続けてしまった私が、
子育てと平行することで、減速することになり・・・・
七転び八起き。
転んで拾ったものが、
「考える」ということ。www
走るより苦しいんですけどね、
過去は断絶しているのでなく「つながっている」と
感じられ、心底が温まる元気をもらいました。
自分のため、だけでなく、
撮らせてもらった人たちへの、
元気を作れるかもしれない。
それが写真の力なら、
もっともっと悩んで、いい形で出力しないとならない。
・・・と荒れる天気の中、
心穏やかに思うのでした。
頑張って良い写真を撮り、
表現したいと思います。
どうか、皆様のご支援ご協力の程、お願い申し上げます。
2016年6月 9日
運鈍根
人生、努力はもちろんのこと、ご縁と運。
・・・と思って生きているけれど、どうにも進行が遅く、
このままで大丈夫かなぁ〜って、時々不安になる。
子連れ狼、これ以上スピード出して、走れない。
「じっくり歩む」「忍耐力をつける時期」と思いつつも、
まだ、肝が座っていないもので・・・w
そういえば、昔、ソロモン流に出演した時、
船越さんが
「人生成功するには、うん、どん、こん」
っておっしゃっていた。
(サインにも大きく書いてあったっけ。w)
ん?
「どん」って何?
数年ぶりに、船越さんのウェブサイトを開いてみると、
「鈍」は、頭の回転が遅く、動作がのろいこと。
逆説的に、成功するためには、頭が良くて、利口で、
賢い人ではダメだとに言っている。・・・って。
鈍(にぶ)いくらいの粘り強さで、
じっくりと腰をすえて、愚直に仕事にとりかかる!
よっしゃ〜!!!
私でもいける!。www
根性あっても(それだけは、できていると自負。w)
運とご縁は、お天道様が導くもの。
・・・で、「頭の使い方」には、自信があるわけでなはい。www
・・・が、直感を信じ、器用に生きられなくても、
愚直に、頑張ります。
・・・で、
地道に苦手なデスクワークと電話攻撃の毎日ですが、
お陰様をもちまして、この夏第1弾、
取材先ほぼ決まってまいりました。
あとは、息子の小学校転校手続き。等々。
短期間ですが、義務教育、
お休みさせるわけにはいきませんので。
3年越しの思い、成就するか?
************
日本全国海女撮影プロジェクト
この夏第1弾は、まだ行けていない地域に決まりそうです。
目標金額の48パーセントのご支援をいただいております。
募集締め切りまで、あと21日でございます。
パトロン様大募集。どうかよろしくお願いします!!!
https://camp-fire.jp/backers/5924
2016年6月 8日
久慈の海女
「どうよ〜」
・・・と突然の電話。
「この間(秋)の海女サミットではお会いできなかったので、
どうしてるかな〜と思って。」
また、すぐに行けると思っていたのに、
久慈へ行ってから、何年経っちゃったのかしら?
「子供が幼少期を終えたら、
(手が離れて)だいぶ楽になると思っていたのに・・・」
・・・と考えが甘い私。
「甘い」というより「子供」という生き物を
全く知らなかったのだ。
種から芽が出て、どうやって成長していくのか。
海人のオジィにも、よく言われた。(過去進行形)
「チーカーは、子供が中学校上がるまで、動けないはずよ。」
って。
あちこち島々の、海人のおじさんやおばさんからも
言われてきた。
「お母さんなんだから」って。
多勢の家族、親戚、その子供たちに囲まれて生きていれば、
いろんな子供がいる(育てやすい子、そうでない子)。
生き物を育てるために、海人とお母さんの役割分担がある。
・・・
じゃぁ、海女さんは、どうしていた(いる)んだろうか?
・・・ってのが、実生活での、
私の最大の興味、関心、学びたいところ。
まだ、はっきりとは、答えは出ていないけど。
・・・でも子育て経験のある海女さんは、わかってくれる。
海の仕事と、子育て
の大変さ。
どちらも「自然」で、
自分の都合ではどうにもならないことがたくさんある、
ということを。
「いつでも来てね」
いつになってしまうか、わからないけれど、
長いお付き合いをしていただきたい。
この夏の第1弾、計画(行先)がちょっとづつ
固まってきました。
ご縁と運と思いが重なった時、発進できます。
2弾、3弾と、突然始まることもあります。
突発的な出来事にも対応できる、筋力と持久力と
しなやかな思考で、進めたいと思います。
先立つ資金集めも頑張らねばなりません。
どうかご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
2016年6月 7日
「全が個」
雨上がりの朝、ミンミン、ミンミン、
森や木々が立ち並ぶ公園から、蝉の鳴き声が聞こえてきます。
もう、夏、間近?
湿気多くて、身体も少し重たいですが、
気合い入れて頑張りましょ。
「個が全」 「全が個」
それをリアルに感じられたのが、伊良部島。
人も魚も、海もサトウキビも、
島を取り巻く全てのものが、島を構成している細胞。
・・・そんなことを体感してから、
その他島々、漁村集落を巡り、
それぞれがそうやってできていて、
それらが全て「繋がっている」と感じられるようになった。
子を産んでからは、
地球上を取り巻く、横に広がる「繋がり」が、時間軸を超えた。
子供と私、私と母、母と祖母・・・
といったように。
独り身の時には、「私と母」の2点だったものが、
3点となった時、未来と過去を感じられるようになった。
自分の心身で感じたことを、
二次元の「写真」を重ねて、どうやって、表現できるのだろうか。
三次元、四次元と広がる世界を。
・・・さて、
今日は、県庁にて、(私にとっては)ちょっとお固いお仕事。
居眠りしないように、頑張らねば。www
息子のこと言えないんですよね、母は。
(大人でしょ〜!!!w)
ルーも頑張れ!母さんも頑張る!w
①開けられない写真集 ②販売終了まじか ③パトロン様大募集
言いたいこといっぱい、長いです。徒然なるままに。
①
過去に撮影した膨大なモノクロ写真
及びカラーポジ&ネガ&デジタルデータ。
まとめなければ、と思いつつ、目の前の撮影に駆けずり回り、
そして今は日々の育児との両立で精一杯で、
どうやっても「まとめる時間」を作れない。
そうもこうもしている間に、
とある写真集が発行されてしまった。
そう、あの大先生、中村征夫先生の「遥かなるグルクン」。
私も相当な思い入れで、
その「伝統漁」を過去数年間にわたり撮影したが、
道半ばにて、シングルマザーになってしまい、
その世界は、小休止(?)。
幼少時より、男女だった、私は、
「なんで女に生まれてきてしまったのであろうか?」と
男に憧れを抱き、そしてなれない私を悔やみ、
(当時、まだ)男性中心の漁業や写真に飛び込み、
撮影を続けた。
・・・その壁は超えるのではなく、
受け入れなければならないのだと、
海人のお母様(オバァ)たちに、
様々な口調で伝えられてきたけれど、
なかなかそれを飲み込むことはできず、
「もぐる女」の世界にシフトした。
最初は、海女さんの「潜水能力」にばかりに
目(気持ちが)が囚われていたけれど、
次第に「そうでないところ」も、
非常に大切なんだ、って思うようになっている。
いやいや、そうでないところがあるからこそ、
「海女」なんだって。
それは、これまでまとめあげようとしてきた
「技」や「職人的強さ」とは少々違っていて、
一見、パッとしない。
「潜るシーン」に特化させるほうがある意味、
楽かもしれないが「そうじゃない」と
不器用な私との葛藤が今なお続いている。
それらをどうやって表現したら良いのか、
日々悩みながら進んでいる。
(落ち着くことをせず、もがき続ける。
実は、これが、私なんだな・・・って、最近しみじみ思う。
持久戦です。)
そうもこうもしているうちに
出版された、征夫先生の写真集。
すっごく見たいけれど、なんか見れない。
さすがに、大先生すぎて、
悔しいとか嫉妬とか、そんなチープな感情は
沸き起こりはしませんが、
なんとも言えない気持ちです。
私はこの先、この「愛おしい写真たち」を
どのようにまとめることができるのであろうか?
ふぅ〜っと、ため息。
一昨日、「今すぐ行くよ」と息子と待ち合わせしたのに、
45分以上待たされ・・・・。
ジュンク堂店内、「来ない!来ない!来ない!」と
待たされても、
涼しいからまだ沸騰しないものの、怒り上昇。
ふぅ〜っ・・・と本棚に目をやると、
平積みされていた「遥かなるグルクン」。
あぁ・・・
待たされ時間に立ち読みして、衝動的に、
レジに並んでしまったけれど、
お財布からっぽ。www
クレジットで、ついに買ってしまいました。
でも、まだ、ビニール袋を開けることができません。www
(今なら返却可能か?www)
知っているオジィたちの真剣な眼差し、所作、
魚群を追い込むときに、海中に響き渡る音、
写真からグイグイ感じられてしまう。
何を怖がっているのか!!!
・・・って、本当のところ、恐れ多くて開けられないのと、
じっくり拝見する時間も作れないほど、
貧乏暇なし、なんですがね。www
開けずとも、私の宝物です。
・・・とか言っているうちに、
なんか、無性にやりたくなってきた。
この秋には、沖縄本島で、
人前で話をしないとならない仕事があるので、
それ絡みで、
2000年頃夢中で撮影していた、モノクロ系素潜り写真、
ちょこっとまとめる機会作ろうかな。
お金、時間、大丈夫かな?
でも、やりたい!!!
そうだ、私はそもそも、穏やかな人間ではなかったのだ。w
母になろうとも、本質は変わらない。
命燃やすぜ!
www
②
さてさて、私の写真集はと申しますと、
3月末に「海女振興協議会」から出版された「志摩半島の海女」のネット販売もそろそろ終了です。
2016年6月 6日
みんなどこへ行くんだろう・・・
水たまりに雨み落とされた、カエルのタマゴ。
片足だけ生え始めたオタマジャクシ。
狩猟系の血が流れる息子に捕獲され。
(お持ち帰りは禁止。離して帰りましたが。w)
チップの山を選んでタマゴを産んだカブトムシのお母さんの
亡骸があちこちに。
そしてそこから生まれ出て、どこへ行ったのであろう、
カブトムシの子供。
みんな、自力で、どこへ行くのかな?
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ご飯だよ。
ちょっと早く目覚めさせられてしまった、チビカブトは、
我が家の飼育ケースの中に収められてしまったけれど、
まだねむいのか、土に中に潜って出てこない。
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我が家で育てていた幼虫は、
ケース一つで、1匹しか生きられないと知る。
3匹入れても、攻撃しあって食べられてしまうのか、
2匹の亡骸はない。
「生きる」ってそういうことなんだな。
・・・と自然や生き物の前で勉強することは、
心身に響いて入ってくる。
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「睡眠」と「朝ごはん」
私(大人)にとっては、「生きるため」。
でも、子供にとっては、「生きるため」➕「成長するため」。
人間の子供は、大人が守ってあげないとならない。
日曜授業参観で、そんなお話を伺う。
当たり前の日常は、日々成長する子供の大切な時間。
「学力」って、なんだろうと、
改めて考える。
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おかげさまをもちまして、目標金額の45パーセント、
集まりました!!!!
ご支援&ご協力いただいております皆様、
ありがとうございます!!!
募集終了まで、残り24日で、
100パーセント達成しないとなりません。
2足のわらじで歩かせてください!
引き続き、どうかよろしくお願い申し上げます!!!
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おまけ
液体の栄養分で大きくなったマウスと、
よく噛まなければならない栄養で大きくなったマウスの実験。
後者が圧倒的に、頭が良くなるそうです。www
「噛む」こと大切。
栄養補給すればいい、ってもんじゃないのですね。
身体を使ってこそ、人間なんだなぁ〜と。www
(私体験主義。www もっと勉強もしないと、ですけど。w)