2008年10月アーカイブ

モリ突き漁へ海人と！！！

（この取材は，JTA「美ら島物語」連載中「沖縄の海・自然を伝える」で掲載します。

http://www.churashima.net/　　掲載月は１１月から２月のどこかで。）

今日の水温は２７度から２９度。（ポイントによる）

温かくってキモチ〜です。

おいしいお魚も沢山突けました！

しかし、山につもったような白い物体は，白化したサンゴ達。

３年ほど前から，この区域にもオニヒトデが発生し、、、、死ぬ間際のサンゴの姿です。

切ないはずなのに、、、遠目に瞬間「美しく」見えるのは，何故でしょう、、、。

産まれてくるモノと死んで行くモノのバランスがとれていれば，本来は自然の姿なのですよね、、、、。バランスが崩れてしまっているから、恐ろしいのですよね、、、。

ただいまっ！！！沖縄に帰ってきました。

沖縄の友達に言わせると「急に寒くなって鼻水ぐずぐず、、、、」。

しかし、しばらく東京にいた私にとっては，汗、だらだら、、、。
暑いですね〜！！！

(私のレベルで、、、）美白したように白くなった肌に突き刺さる日差しは、ちょっとチクチク。日焼け止めを求めて薬局に行くと，日焼け止めコーナーはもうありません。
（売ってはいますが、店の恥じっこ）

夏は終わったのですね。

しかし、おいしいイマイユ（新鮮な魚）を探しに今日から石垣島です。

石垣島に先ほど降り立ちましたが、那覇より更に日差しがきつい！

海の色も美しい！明日は，久々に海人と海へ！楽しみだなっ！！！

寒がりの私も，東京から来た瞬間は、暑く感じ、余裕綽々です！

もちろん、半袖だよ！

食べ物は、私たちの身体を作り、動かす力となるもの。

このムチムチの魚（グルクン）は、自分の血肉となる、数時間後の私の一部。

命に直結する仕事に従事する人達は、自然界のすべてが、自分自身の細胞と繋がっていることを心身で感じながら生きている。

だから、食べ物、生き物を粗末に扱わない。食べ物に対するありがたさを忘れてしまい、現在のような状況を招いてしまったのか。

毎日のように、食品偽造問題が新聞やテレビで報道されている。

それがわかっていれば、儲けるためだといえ、食品偽造なんてできないよなぁ〜、、、って思うのだけれど、、、。

来週からの離島取材、企画にあたり「あれっ？？？」って思う事も多々。

１次産業従事者から、食べるに至るまで、、、しっかり見つめなおせるような仕事を作り、続けていきたい。

色って心を反映する。大学時代、油絵を書いているときにそう思った。

あっちこっち好奇心いっぱいで飛び回っていた時は「オレンジ」を、怪我して手術、、、
そしてリハビリに勤しんでいたときには、治癒の色？
「紫」を、無意識に選んで、キャンバスに乗せ、絵を描いていた。

教職課程で「心理学」をほんのちょこっとかじり、それが心の反映だという事を知った。

何色が、どうして、こうして、、、、ってことは、すっかり忘れてしまったけれど、自分自身を振り返り当てはめてみると、、、、

確かに、元気な時は「オレンジ」色のものを良く身に付けていたっけ。

今日、ARTISAN&ARTISTというブランドのオフィスに足を運んだ。

http://www.aaa1.co.jp/

メイクさん用のバッグやポーチやカメラバッグ等を扱うブランド。

そして、なんとライカのボディケースやボディスーツ（とは言わない？？？）など、カメラアクセサリーも扱っているので前々から気になっていた。

ご縁あって、今後おつきあいさせていただくことになり、その記念？に本革のストラップをいただきました。

１１色もある鮮やかで品のあるカラーバリエーション。

夢うつつ、、、原稿かきかき、写真を見ていると「あ〜っ、あ〜っ」と声が聞こえてくる。小さな手を健気にのばし「めしクレ〜ッ！」と騒いでいるように見えるこのにょろにょろの正体は、ソフトコーラル。

やわらかいサンゴくんですね。
触手を伸ばして、海中に浮遊する有機物を捕獲する動物なんです。

１０月末の北海道ロケが、１１月に延期し、その頃締め切りの各種原稿仕上げに勤しんでいます。なかなか沖縄に帰れないなぁ〜、、、。

北海道で予定していた収録が延期になったのは、天然の漁獲物が不漁のため。この秋は、ほとんどとれないという事で急遽、企画変更との事。

自然相手のお仕事は大変なのです。それを捕る人を撮るのも一苦労。

まぁ、それが自然ですからね、、、。

相手に合わせて動く、、、。カメラマンとは、そういうお仕事です。ロケはとくにね。

沖縄から北海道への移動って、気温差何度？寝不足続きでは身体が持たないので、てきぱきと原稿を仕上げたいところ。

人生山あり谷あり、沼地も砂地も、ピーカンもドンデンも楽しいです。ねむ、ねむ〜

かっこいい男、発見！！！

「ミルクムナリ」の曲に合わせて踊っている創作エイサー隊の中できらりと光る男の子！！！かっわいぃ〜！！！いやいや、かっこいぃ〜！！！

パーランクーを持って、きりっとした表情と、きちっと決まったポーズに動き。

遠くはなれた場所からも人の目を釘付けにします。

エイサーは今や「沖縄」にとどまらず、全国各地に飛び回っているようで、、、、。

今日は、第１回すぎなみ舞祭。ヒップホップ、ソーラン節、フラダンス、チアダンス、エイサーや「すぎなみ音頭」に合わせたリメイク演舞、、、と、どれも子供達が一生懸命に踊っていて、心打たれたが、独特のサウンド「ミルクムナリ」を聞くと、自然と身体が動いてしまう。でもエイサーの名曲とも呼ばれている「ミルクムナリ」。実は、全く琉球音階を全く使っていないそうです。どちらかというと、南米の民族音楽で、それに口説（作詞の日出克氏のふるさと八重山の言葉）を載せる事により、沖縄の雰囲気が強く感じられるのだろう、、、と日出克氏。

八重山という芸能の盛んな場所で生まれた日出克氏のDNAに組み込まれたセンスが、沖縄らしさを感じさせるのかしら？
彼の目指す地域やジャンルにこだわらない「無国籍音楽」は、沖縄の伝統的な芸能「エイサー」をどんどん広げて行っている、、、。ここ杉並区の子供達にも「かっこいい〜！」って感じられ、伝えられて行くんだろう。すごいなぁ。

もう北風が吹く季節です、、、、
東京の夏はなんて短いのでしょう、、、、。
来月はもう寒いのでしょうね。

寒いときにはホットな話題を！！！

来月２０日、東京でスライドトークショーを開催することになりました。その名も
「たからのうみのスライドトークショー」

月刊ダイバーで連載中のフォトエッセイサンゴの恵みを「いのち育む海〜サンゴの恵みをいただきます」http://www.diver-web.jp/　

や、今年の夏に出版された「たからのうみの、たからもの」写真集の写真や，撮影現場の話しを通して，サンゴの海の大切さ，伝えられたらいいなぁ〜。

○写真家古谷千佳子 「たからのうみのスライドトークショー」

●日時　１１月２０日（木）18:30～20:00(会場18:00）
●会場　 WWFジャパン
　　　　　　東京都港区芝３−１−１４　日本生命赤羽橋ビル
（地下鉄大江戸線赤羽橋駅下車徒歩２分／地下鉄都営三田線芝公園駅下車徒歩５分／JR山手線・京浜東北線田町駅下車徒歩１５分）
●定員　先着４０名
●参加費　１０００円（当日会場でお支払いください）
●申し込み　要予約。月刊ダイバーまで電話でお申し込みください。
　　　　　　TEL.03-5730-6447 月〜金10:00~19:00
●主催　月刊ダイバー
●後援　WWFジャパン　http://www.wwf.or.jp/

ブログフォトは，南の島・沖縄の懐かしんで、、、、。

（スライドトークショーとは，関係ありません。）

こまごまと仕事が繋がり，沖縄への帰省、とても遅れています、、、、。寒いよ〜。。。

NHKラジオ第一放送「土曜あさいちばん」 （朝5:00〜8:30）の６時台
「著者に聞く、本のツボ」というコーナーに出演します。
初写真集「たからのうみの、たからもの。」のツボをご紹介？いたします。（賞味８分）
10月4日（土曜）朝６時のニュース天気予報の後に放送されます。

http://www.nhk.or.jp/radiodir/asa/

開局２０周年記念を迎えたJ-WAVE!　おめでとう〜あの頃、私は大学生だった。
最近のような気もするし、ず〜っと前の事のような気もする。
初めて聞く音楽にドキドキし、気に入ったバンドがくると、ライブなんかも行ったりしてたっけ。沖縄に飛び立った23歳。写真家になって行ったり来たりするようになる。
沖縄も帰る場所。東京も帰る場所。

東京に戻るといつも81.3FMにメモリをあわせる。
そうすると、最後に東京に居た日と、今の自分が、ピッと繋がる。

いつのまにやら、私の中に２つの時間軸が出来上がった。
沖縄時間と東京時間。だから、私の中には２つの時間軸がある。
沖縄での私、１５〜２０歳。東京での私、１８〜２３歳、、、くらい？？？
どっちも大切な私。大切な環境。（でも花粉症は嫌だね〜）

商品撮影を終え、帰路の車中でJ-WAVEを聞きながら、そんな事を考えた。

人生あっという間。楽しまなくっちゃね〜！！！