2019年5月アーカイブ
2019年5月26日
ルー!優勝!!!
5月11日の沖縄県少年少女空手道選手権大会で、組手に初出場しましたが・・・
初めて見る他の道場の子供(高学年)の動きの速さに圧倒されたのか、見事大敗。
でも、本日の沖縄小林流空手道選手権大会、高学年組手の部で、優勝!!!(型の部では、3位)
昨日の稽古までは、だらだらとして、どうしたもんかと、心配していましたが、反応が良く、相手のペースを崩し、中段決めてました。
子供ってすごいな。
4年前のちょうど今日が、同じく大会で、その頃の写真を見ると、可愛らしく、今では、背丈も伸び表情もすっかりとお兄さん。
私は、3位・・・・
大会では、身についた悪い癖が強く出てしまう傾向があり、
反省するところだらけ。
次に向けてコツコツ頑張ります。
2019年5月16日
移動ばかりの日々だった。
大地に根を張らず、
葉から空気中の水分を吸収するというエアプランツのごとく、
そうやって生きることを続けてきた私にとって、
止まる、という生き方が、未だわからない。
乳飲み子をの残し、妻に先立たれた海人が、
「一人で子供を育てるのに、
海(中)の仕事は、続けられない・・・・」
サバニを作っていたおじいのやり方を思い出し、海から陸に上がり、
サバニ職人になったオジィの話が忘れられない。
2019年5月13日
水圧で、ギュッと体を締められているのは心地よい。
きっと、お腹の中にいる赤ちゃんは、こんな安堵感があったんだろうな、とか、海の中にいると思う。
今、陸上の修行で、
体を締めることができなくて、困っている。
使ったことのない、体の動きをするのは、想像以上に難しかった。
水中と陸上。重力との向き合い方もそうだ。
身体の軸の移動が、うまくできない。
二本の足で、大地に立ち、大地からのパワーを全身に送る。
アバラをくっつける事もできない。
水の力がやってくれていたことを、
自分の意識で、ぎゅっとする。
これができない。
身体の隅々まで、意識して動かすことで、
パワーやキレ、スピードや重さを出す。
理屈でわかっても、身体ができない。
それに対応するための身体を作るために、
時間がかかる。
もっと簡単に考えていた。
「違うことをする」とは大変なんだなぁ、と、
今更ながら思っている。
博打のような人生・・・でも、そうしか生きられない。
私は、生き抜けるか。
前に進むしかないけれど。
母になって
私の生活は、大きく変わった。
いつも海にいた頃、
あの時のような笑顔は、もうできないかもしれないけれど、
陸でのいろいろな経験を通して、一歩づつ人間に近づいているような気もする。
船と船で、海を挟んで、
時には、海に浮かびながら、大きな声で話しをし、
大自然の中で、小さな人間の存在を感じ、細かいことでくよくよしない、そんな海辺の人の特性をしみじみ思い出しながら、
いろんなことを分かり始めている。
海と海辺の暮らしは、私の嫌な、嫌いな部分を打ち消してくれていたんだな・・・
あと10年もしたら、息子は自分の人生を歩み始め、
私の元を離れているかもしれない。
その時、私は、どこで、どうやって生きていけるのか。
それまでの時間を、息子と二人、どうやって生き抜くことができるのか。
お母さん・・・親になる、ということは、大人になるということは・・・
今更ながら、そんなことを、ふと思う、母の日。