海人 / UMINCHU の最近のブログ記事

Jun

13

f-モノクロフォト-IMG_1080.jpg
海人と話をしていると、普通に出てくる昔話。

「琉球処分で、職を失い、糸満へ行って、
子供は売られ、任期を終えてから、この土地に来た」
・・・・と、

歴史の教科書の話ではなく、
自分のおじいさんの世代の話なのだ。

そういう大切な話もいっぱい聞いてきたはずなのに、
周波数が合っていなかったのか。
(でも糸口が見つかると、するすると出てきそう。
脳内、消えてはいないみたい。www)

今の私は、再びすごく聞きたいし、
この意識を外しては、表せない・・・と実感している。

戦前・戦中・戦後の激動の時代・・・
どんな思いで、子供、家族を守り、生きてきたのか。

あの時の子供は、大人になって、何をしているのだろう。

どうやって「つながっていく」のだろうか。と・・・

琉球士族の間で、王国を守るために行われていた
棒術(古武道)や空手など、

今、私は、沖縄を知るために体感したいという
思いもあって、続けているけれど、
「海人オジィのお父は、棒術の達人だった!」って、
ほんのちょっと、早い時代に生まれていたら、
それを見ることができたかもしれないと・・・・

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今生きている「この時代を写す」ことしかできない。

いやいや「この時代を写すことができる」のだ!

想像力を働かせ、見えない敵を、想定し、
そして、体を動かす。

f-棒術.jpeg
「形」は、形を追うのではなく、
その動きを通して、先人が何を思い、生きていたのだろうか、
知る手がかりでもある。

(でも形を追い、体を動かすことで、具体的な疑問や質問だ
出てくるから、まずは、自分の姿勢を認めてもらうために、
体得せねば。
・・・と空手と違い、道具を持つと、さらにヘトヘト。)

直接、心身に触れることができる「今を生きる人」が、
一身に受けてきたもの、
受け止めるために、もっと勉強もしないとならないし、
今を一生懸命生きなければならない、と切に思う。

・・・今は、海女。
時間とお金,、現実の壁にぶつかりながらも、
やり通したいと思っています。www

海人も海女も(空手も w )繋げていく・・・
繋がっていくと思っています。


どうぞよろしくお願いいたします。



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那覇も、ゴロゴロ雷と大雨。
沖縄本島は、昨日に引き続き、
各地に大雨・洪水・雷注意報出ているみたいです。

昨日は、古巣(?W)のヤンバルの入り口の漁協・漁港にて、
秋の企画に向けてのご挨拶等々に。
10年経っても、同じ場所に、同じ人たちがいてくれると、
ホッとします。

オジィたちも、もう80代後半・・・
過去に撮影させていただいた写真と
これから撮らせていただく写真とで、
地元の方にも楽しんでもらえるように、
進めていきたいです・・・

その前に、7月からの撮影準備、段取り、イメージ固め、
などなど、やること山ほどあるのですが。www

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全国の海女撮影プロジェクト、
おかげさまをもちまして、
目標金額の58パーセントが集まりました。
残り、17日です。


18日目に、フライト予定で進めています。www

この夏、第1弾の海女取材先は、関空経由→日本海側を予定しています。
3年前から、行きたいと願いつつ、なかなか叶わなかった場所。

それに、
写真業に足を突っ込み、19年。
沖縄の海人と出会い、海の仕事を始めて、23年目。
(今は海人写真家ですが。)
ようやく、出力の方法を、真剣に考え始めています。
(その都度考えていたつもりなんですがね。w)

「撮りながら表現できる、写真」などと、
「吸収と表現(出力)を同時にできるから!」
・・・等と思って、
「油絵」と言う表現手段を「写真」にしました。
でも、全然表現にはいたっておらず、
過去(絵を描く時に)にしていた
「記憶を引き出す糸口」レベル止まりだと、
最近しみじみ感じています。

「撮ったものをまとめて」こそ「写真表現」・・・と。
走り続けてしまった私が、
子育てと平行することで、減速することになり・・・・
七転び八起き。
転んで拾ったものが、
「考える」ということ。www

走るより苦しいんですけどね、
過去は断絶しているのでなく「つながっている」と
感じられ、心底が温まる元気をもらいました。

自分のため、だけでなく、
撮らせてもらった人たちへの、
元気を作れるかもしれない。

それが写真の力なら、
もっともっと悩んで、いい形で出力しないとならない。

・・・と荒れる天気の中、
心穏やかに思うのでした。

頑張って良い写真を撮り、
表現したいと思います。

どうか、皆様のご支援ご協力の程、お願い申し上げます。


ff.jpeg
言いたいこといっぱい、長いです。徒然なるままに。


過去に撮影した膨大なモノクロ写真
及びカラーポジ&ネガ&デジタルデータ。

まとめなければ、と思いつつ、目の前の撮影に駆けずり回り、
そして今は日々の育児との両立で精一杯で、
どうやっても「まとめる時間」を作れない。

そうもこうもしている間に、
とある写真集が発行されてしまった。

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そう、あの大先生、中村征夫先生の「遥かなるグルクン」。
私も相当な思い入れで、
その「伝統漁」を過去数年間にわたり撮影したが、
道半ばにて、シングルマザーになってしまい、
その世界は、小休止(?)。


幼少時より、男女だった、私は、
「なんで女に生まれてきてしまったのであろうか?」と
男に憧れを抱き、そしてなれない私を悔やみ、
(当時、まだ)男性中心の漁業や写真に飛び込み、
撮影を続けた。

・・・その壁は超えるのではなく、
受け入れなければならないのだと、
海人のお母様(オバァ)たちに、
様々な口調で伝えられてきたけれど、
なかなかそれを飲み込むことはできず、
「もぐる女」の世界にシフトした。

最初は、海女さんの「潜水能力」にばかりに
目(気持ちが)が囚われていたけれど、
次第に「そうでないところ」も、
非常に大切なんだ、って思うようになっている。

いやいや、そうでないところがあるからこそ、
「海女」なんだって。

それは、これまでまとめあげようとしてきた
「技」や「職人的強さ」とは少々違っていて、
一見、パッとしない。

「潜るシーン」に特化させるほうがある意味、      
楽かもしれないが「そうじゃない」と
不器用な私との葛藤が今なお続いている。

それらをどうやって表現したら良いのか、
日々悩みながら進んでいる。
(落ち着くことをせず、もがき続ける。
実は、これが、私なんだな・・・って、最近しみじみ思う。
持久戦です。)


そうもこうもしているうちに
出版された、征夫先生の写真集。

すっごく見たいけれど、なんか見れない。
さすがに、大先生すぎて、
悔しいとか嫉妬とか、そんなチープな感情は
沸き起こりはしませんが、
なんとも言えない気持ちです。

私はこの先、この「愛おしい写真たち」を
どのようにまとめることができるのであろうか?

ふぅ〜っと、ため息。



一昨日、「今すぐ行くよ」と息子と待ち合わせしたのに、
45分以上待たされ・・・・。

ジュンク堂店内、「来ない!来ない!来ない!」と
待たされても、
涼しいからまだ沸騰しないものの、怒り上昇。

ふぅ〜っ・・・と本棚に目をやると、
平積みされていた「遥かなるグルクン」。

あぁ・・・

待たされ時間に立ち読みして、衝動的に、
レジに並んでしまったけれど、
お財布からっぽ。www
クレジットで、ついに買ってしまいました。

でも、まだ、ビニール袋を開けることができません。www
(今なら返却可能か?www)



知っているオジィたちの真剣な眼差し、所作、
魚群を追い込むときに、海中に響き渡る音、
写真からグイグイ感じられてしまう。

何を怖がっているのか!!!

・・・って、本当のところ、恐れ多くて開けられないのと、
じっくり拝見する時間も作れないほど、
貧乏暇なし、なんですがね。www

開けずとも、私の宝物です。

・・・とか言っているうちに、
なんか、無性にやりたくなってきた。

この秋には、沖縄本島で、
人前で話をしないとならない仕事があるので、
それ絡みで、
2000年頃夢中で撮影していた、モノクロ系素潜り写真、
ちょこっとまとめる機会作ろうかな。
お金、時間、大丈夫かな?
でも、やりたい!!!

そうだ、私はそもそも、穏やかな人間ではなかったのだ。w
母になろうとも、本質は変わらない。


命燃やすぜ!

www






さてさて、私の写真集はと申しますと、
3月末に「海女振興協議会」から出版された「志摩半島の海女」のネット販売もそろそろ終了です。




F-20151120-沖縄の海.jpg
今週、金曜日放映!!!

番組宣伝用ポスター等に、
古谷撮影ー「宜野座村のタコ捕り名人」の写真が採用されました!

「月を仰ぎ、潮をよみ、
満ちたり、引いたり、くらしてる。美ら海の海人。
迷えるヤマト人には眩しくて。」

まさに。


・・・放映、楽しみです!


****************

NHK BSプレミアム(BS103)
新日本風土記「沖縄の海」
   2015年11月20日(金) 午後9:00~午後10:00(60分)

番組内容
   沖縄の島々を囲む美しい海。色鮮やかなサンゴや魚がすむ。いにしえより、人々に恵みをもたらし、「外」
の世界とをつないできた。海とともに生きる人々の暮らしをみつめる

詳細
   人々をひきつけてやまない沖縄の海。美しいサンゴが息づき、色とりどりの魚がすむ紺ぺきの世界だ。いに
しえより、人々は漁によって豊かな恵みを得るとともに、海を架け橋とする貿易によって大きな富をえてきた。
「神の島」と呼ばれる島で、海に祈りを捧げる人々、「海からのボーナス」にわく小さな島の夏の一日、70年
前に米軍の上陸地点となった岬の物語などを通して、人々と海との深い絆をみつめていく。

出演者ほか
   【語り】松たか子,伊東敏恵,石澤典夫,中山庸介

********************



IMG_2821.JPG
このたび「新日本風土記」のポスター&ポストカードに
モノクロで撮影した、タコ捕り名人オジィの写真が採用され、
本日、届きました~!!!

かっこいい~!!!
(自画自賛、というか、無駄無く技で捕る、海人の姿が
かっこ良いのです。w)

20151023-ポストカード.jpeg
「月を仰ぎ、潮をよみ、満ちたり引いたり、
くらしている。美ら海の海人。
迷える大和人には、まぶしくて。」

まさに。。。。


「沖縄の海」は、2015年11月20日(金)
午後9時から、BSプレミアム「新日本風土記」にて、放送との事。



とても楽しみです!!!



F-DSCN6252.jpg
ばたばたしていて、忘れていましたが、w
先月末発売の「男の隠れ家 9月号」の
「四季彩枠(しきさいさい)」というページに、今月の写真家として登場!
(フォトエッセイ掲載してます)
是非、ご覧下さい〜!!!

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しばらく沖縄を離れていますが、
沖縄と海人は私の原点、たからもの。

灼熱状態の心身を沈めるがごとく(深層心理?w)、
深い青に惹かれ、そこでであった海人の生き様に取り付かれ、
沖縄・海人達と過ごした時間と経験。

その上に、今の自分が在る。

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志摩半島で取材を続けている今の私がどこへ進もうと、
続けてきた事の上に、重なって行くのだ。

彩度の高い青い海と海人と、
森の養分がふんだんに含まれたこの緑がかった海と海女。

どんな形で繋がって行くのか。
最終地がどこなのか。
(いつが終わりなのか、神のみぞ知る、ですけど。w)

頭じゃなくて、心身で感じて表現したい。
直感を信じて進めて行きたい。

さてさて、またまた台風に振り回されそうですが、
ピンチの陰にチャンスあり、ということで、
何事も前向きに進めたいと思います。

よっし、がんばろ!


Jun

29

f-DSC_0249.jpg
えさ取りにいったはずが、またまた生き物捕獲して、
日に日に増えて行く我が家。。。。

数ヶ月前、魚部基地にお邪魔したルールーは、
その事を意識してか否か、わかりませぬが、
「虫博士になりたい!」と。


f-DSC_6498.jpg
身近な自然と生き物、人々の暮らしに興味が有る人が集まる場「魚部」。
(活動拠点は、北九州。でも会員は、全国各地に点在。)

魚部基地には、レアな専門書&出版物、各種水槽、標本に、
水生昆虫イラストやら、まぁ〜どっさりとルーの興味の対象が。w

西日本新聞朝刊(北九州京築版・2015.6.23).jpg
ご縁あって、私も参加させていただく事になり、
ギョブマガジン「ぎょぶる」創刊号にも執筆(フォト掲載)
させていただいております。




「生き物を相手にする漁師や海女」という人々の写真が中心の私ですが、
f-毎日新聞(2015年6月12日夕刊001.jpg
息子のお陰で、生き物そのものにも、関心が出て参りました。w

知らない事ばかりなので、
新しい世界に踏み込み、ちょっと楽しい。

私の活動「ギョバグラフ」
(漁場という世界ををグラフィックにて表現)
も、広がって行くようで、うれしい。

「ギョ」という響きが好き。
ギョ、繋がりで、よろしくです!w




Apr

06

F-20150330-スキャン-浜比嘉-海人-2-TC.jpg
最近のタコは、あがる!あがる!

「最近」といったものの、実は凧揚げを一生懸命やるのは、
もう、30年以上も前になるんだけど、
昔のタコって、こんな簡単にあがったっけ???

先日買ったタコ、風がなくても、よくあがる。

風を背に・・・あげるために「風を読む。」
風を感じようとする、この感覚が、好きだ。

風を読み、空を自由に飛び回るナウシカの飛行術に憧れたこともあったっけ。
海中を飛ぶように泳ぎ回れるダイビングへ、その憧れはシフトしたけれど、

風や波、自然を読み取り、その中で発揮できる「力」「術」に、今でも憧れ、
その力に優れた人を、写真家として、追い続けている。

F-DSCN3689.jpg
息子は、タコを飛ばすより(まだ難しいのかな?)、
タコを捕らえる事がおもしろいみたいで、
低空で飛ばしては、凧糸を緩め、ふらふらと飛んでいるところをキャッチ!
するのに、夢中だった。

トンボやチョウチョ、風に舞う、花びらや、ビニール袋でさえも、
「飛ぶもの」って、おもしろいもの。


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何十分も追いかけ回し、(私は、飛ばしては凧糸を巻き続け)
かなりクタクタ。良い運動になります。

また、飛ばしに行こうね!





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開始日が1日遅れる等、ばたばたっと慌ただしく始まった写真展。
最終日のトークショーには、山口と京都の海女さんも参加してくださり、
楽しい時間を過ごす事ができました。

遠路はるばるご来場下さり、トークショーではコメントをいただいた
京都の海女様、山口の海女様。
ご来場くださりました皆様、
また写真展を企画してくださり、設営&撤収までお手伝いくださりました
スタッフの皆様、息子を預かってくださったご家族の皆様、
本当に本当にありがとうございました!!!

今回は、非常に残念ながら、山口の海に触れる時間を作る事ができず、
この地を離れる事になってしまいましたが、
また、いつの日か、機会を作って訪れたいと願っています。

f-DSC_9456.jpg
お二人の海女さんにいただいたお花を「全部持ち帰りたい~!」と、
奇麗な物好き?の息子。







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好きなお花数本だけを持ち帰ろうと、ペットボトルをカットして、
ケースを作るが、なかなか決まらず。

「卒園式か、入学式に買ってあげるから!」と言うと、
「じゃぁ、これより大きいのをプレゼントして!」って、
なかなか、自分たちのために花は買えないよな・・・と思いつつ・・・




f-DSC_9592.jpg
どうも納得いかない息子は、カメラで激写し、
大きなバラは、花びらを押し花に。
ペットボトルに入る数だけ、なんとか選び出し。




電車に乗ると、ひたすら「花の絵」を書いてました。www
f-DSC_9408.jpg
車内は、非常に暖かく、もう爆睡するのに最高な揺れ。
沖縄に戻ったら、また忙しくなるので、
眠れる時に寝ておきましょう。





f-DSC_9577.jpg
明朝は朝一のフライト。
空港近くのホテルに居るんですけど、
暖房つけても寒い感じ。
今日は、最高に寒い一日でしたが、明日は更に寒いようで・・・

ひえぇぇぇ・・・



f-DSC_8994.jpg
京都の海女さんから、お花が届きました。
全般にブルーの写真が多く、少し寒々しい空間に彩りが加わり、
ホットな気持ちにまります。

f-DSC_8999.jpg
素敵なお花を、ありがとうございます!!!!
とっても素敵なセンスで、
さすが、海中でもネイルのおしゃれは欠かさない、サチコング様♡

明朝10時から(約1時間)のスライドトークショーに
来ていただけるとの事。

スペシャルゲストを加え、
楽しい会にしたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします!!!








東北地方太平洋沖地震で被災した漁業者に対する義援金に関するお知らせです。

2011年7月18日(月)~22日(金)の5日間、J-WAVEにラジオ出演しました!
視聴はこちら↓

2011年7月放送分のJ-Wave Lohas Talkのポッドキャスティングが配信されています。


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