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2009年9月29日

水難事故

b_DSC6789.jpg水深25センチ。突然、おふろ内ですべって、仰向けに1秒。
目をしっかり開けて潜ってしまった息子を直ぐに引っ張り上げると、何がなんだかわからなかったようで、多少咳き込みはするものの、目をウルウルさせて(お湯、しみたんだろうな)ヒック、ヒック・・・と。
私が騒ぐと怖がるので、ギュッと抱きしめ、おもちゃでごまかすと、お風呂マットの上で、遊び始めた。ふぅ〜、ほんとに、怖い。
3秒目を離していたら、どうなっていたことか。

海の仕事(ダイビングのお客さんを連れていく)をしている時、一番怖かったのが、ウツボでもサメでもなく「パニックを起こした人間」。
ダイビングが上手なベテランさんでも、何かの拍子にパニクルともう、水中では手に負えない。人間、平常心を失うと、何を起こすかわからない。
「空気」が無ければ、死んでしまう海中で「レギュレーター」(ボンベの中の圧縮された空気を水中で人間が吸えるように調整する装置)をいきなり外してしまう事だって、あり得るのだ。

水が有る所で、うつぶせに転んでパニックを起こしたら、瀬の立つ深さの場所だって溺れてしまうこともある。10センチの水が有ったら、危険なのだ。

疲れてくると集中力が激減する。とっさに何か起きた時に対応できなくなる。
「余裕」をもたないといけない。一人なら、崖っぷちを楽しむのも勝手だけれど、今は、そうないかないので。
危険は、海や自然の中にだけ有るのではなく、日常にも沢山ある。気を引き締めないと。

(ブログフォト・私の好きなもの。海中で潮に漂う透明のクラゲを眺めるのがだいすき。カメサンの好物も、クラゲだったよね。だからビニール袋を間違えて、食べてしまうの。捨てちゃあ、だめです。)

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このページは、古谷千佳子が2009年9月29日 00:48に書いたブログ記事です。

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