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2009年12月29日

モチモチの木?

b−IMG_2123.jpg「絵本作家になりたい」なんて、思っていた時期があった。そう、小学生の時かな?
当時『作家』なんて言葉は知らなかっただろうけれど、好きな絵を描いて生きたい。
(単に『描いていたい』と言った方が、正しい。)と思っていた。
私の好きな教科は、図工(美術)と体育。
あとは、好きじゃなかったので、好きなことをし続けるにはどうしたらよいのか?そういう事しか、考えていなかった。(今もその延長。笑)

絵画はもちろんですが、黒で縁取られた『切り絵』とか『ステンドグラス』の世界とか、とても好きです。

ステンドグラスのちょっとオシャレで、冷たい素材より、温かみのある『紙』に描かれる『和』の世界が10倍好きかな?。

デジタル&ケミカルな写真に、温かみのあるハンドメイド感を調和させたもの、作りたいなぁ・・・と最近しみじみ思う。

そんな今日、出版社様にお連れいただき、クレヨンハウスで拝見した様々な絵本群。
世の中には素晴らしい絵本が沢山あることを、再確認しました。

そして一番印象に残った絵本が」『モチモチの木』。

まず、表紙の少年の眼差しとタイトル、カラー全体のバランスの良さに足がとまり、小学校の推薦図書等で、何度も読んできたあの名作ですが、今読むと、心がよりあったかくなるのが、感じられます。

滝平次郎先生の絵、世界感が非常に好きです。
あのような表現に向かいたいかな?今の私は。
物語のシチュエーションも良いです。
『オジィと孫』。私は、昔から、そういうのに、弱いようです。
灰谷健次郎さんの『海に涙はいらない』とか、とっても好き。

昔は、私がその(主人公)少年になりたいという思いから、自分を重ねて読んでいたような気もするけれど、今は、自分の息子を重ねちゃったりして。ふふふ。
勇気と優しさを呼びかける感動の名作です。
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=2863

あ〜、かわいい。(笑)

来年は、真剣に楽しく、表現活動をする」原点から再出発!という感じです。もちろん同じスタート地点ではなく、スパイラル曲線上、ずっと上にいますが。

がんばるぞっ!!!

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コメント(4)

私もこの絵本
大好きです

沖縄の儀間比呂志さんの作品も
なかなかいいですよ

http://www.hpjoy.com/gima-gallery/

ハイタニさんの本。大好きです :)
最初に出会ったのが、『海に涙はいらない』でした。本屋さんで、海の絵の表紙が目に入って。
それから、有名な『兎の目』とか、『海の図』とかを知りました。
本がきっかけでハテルマに行きたくなり、何度目かにハテルマを訪れた時、訃報を聞きました。

八重山や、海や、古谷さんのこのサイトを見ているのも、ハイタニさんの本がキッカケかもしれません :)

明けましておめでとう御座いますm(__)m
本年も宜しくお願い致します。
寒さが増して来ましたので風邪等健康にお気を付けて、お過ごし下さい。


よい年になりますように。

謹賀新年 元旦
今年も、前進、前進・・・・・!!!ガンバレ~~!!!
体調には注意して下さい。。。

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このページは、古谷千佳子が2009年12月29日 23:02に書いたブログ記事です。

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