« 東京にもあったんだ | ホーム | 本刷り校正中 »

2010年4月 9日

ギンブラ

b-P1010021.jpg今日は、ある取材を受けに,銀座のホテルラウンジへ。
取材は,する方も,受ける方も非常に楽しい!
フリーカメラマンという立場で,人生について聞かれたり,振り返り考えたりする必要性が無い(研修とかもない)ので、取材をされるとき,いろいろな質問を受け,始めて考える,と言った具合だから。

様々な質問の中で,『モノクロ写真とカラー写真の使い分けは?』というのが、今回ばしっと自分の中でも明確になりました。これまでもたびたび質問されたことがありますが,その時は,頭で考えた答えだったので・・・いまいち・・・
(ごめんなさい。でも、ウソではなく,その時の答えでありました)
今回の答えは、かなりしっくりきた。違いは無い。

全てを吸収する黒。
モノクロ時代は、とくかく海人オジィの生き様、仕事ぶり,考え,
自然との共生のあり方・・・吸収したかったのだ。
そして、伝えたい事が明確に,強く出てきた時,色が必要になった。
色は感情と直結しているから。
(過去の答えと,そんなに違いない?)

そしてこの先の私の表現が何処へ進むのか・・・
自分の中に有る物を紐解くのも、面白いです。

この取材記事は,来月ごろ?校正が来た時に,あらためて,告知します。

これらの質問事項に終わりは無く,表現者として必要なことが沢山詰っています。
この先の人生で,また考える機会がでてくるでしょう。
そのときのわたしは何処にいて、何を表現しようとしているのか?
それもまた,楽しみ!


銀座は会社勤め時代に2年通った場所。
でも行きつけの場所といったら、皇居の周りを(マラソン部)で走ったり,お弁当を食べに日比谷公園に行ったくらい。
そしてお気に入りの場所は,(カメラをやり出してからは,中古カメラ屋さんとか色々ありますが,会社時代は唯一)itoyaさん。

衝動買い等滅多にする事無い私ですが,唯一の弱点、ここにあり。

魅力的なステーショナリー、紙類が沢山あり,刺激も受けます。
あれも、これも、欲しくなってしまう・・・

そして、ライカを持ち始めたとき,町歩きが楽しくなった。
スナップ写真撮していると、ププッと吹き出してしまうようなシーンに出会えたり(見つけられたり)しちゃうのです。

今,あらためてカメラを持って歩くと,銀座には花が多いことに気がつきます。
本物の花も,人工的な花も。
マチは、アートしてます。
様々なクリエイターがマチに居るのが理解できます。
ショーウィンドウ、電光掲示板、建物,至る所にアート。
物を作るにあたり,刺激を受けるものがたくさんあります!!!

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.chikakofuruya.com/mt-tb.cgi/196

コメント(1)

サンゴの子ども(プラヌラ幼生)がたくさん舞い散っているように見えました。

コメントする

月別 アーカイブ

OpenID対応しています OpenIDについて

このブログ記事について

このページは、古谷千佳子が2010年4月 9日 22:43に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「東京にもあったんだ」です。

次のブログ記事は「本刷り校正中」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。