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2010年4月 3日
うりずんの季節に・・・
フリーカメラマンになってから(って、人生の大半になってしまった。笑)「締め」が無かったので(恐怖の締め切りはいっぱいあるが。笑)年間の区切りが付けられなかったのだけれど(大きく、夏と冬、の二分かしかなかった。笑)子供が保育園に入ってから、月曜日〜金曜日、とか、月々のけじめがついてきました。
でも、4月に入りあたたかくなってくると、各種取材の時期になるので、子供をお休みさせなければなりません。
離島の島々、時には内地へ・・・と何かと動き始めます。
昨年は、まだコロコロ座って、転がってだったので、抱っこひも&おんぶ紐でくくって、連れ回せたけれど、これからはそうも行かない。
(ブログフォトは、1年前、竹富島民宿での写真)
『自分で〜』『イヤイヤ』と何でも自分でやりたがるお年頃。・・・かと思うと『歩けない〜』と道ばたで座り込み、ひっくり返って、ばたばた。
10キロの子供を抱えて、1キロも歩いたら、クタクタです。
『躾』もきちんとして行かないと、ならないし。
私の悪い所まねされちゃうから、自身もたださねば。
ふぅ〜。
一般論から出る周囲からの助言は、時には救いになるけれど、一人で育てる事に対しての不安も掻き立てられてしまう。
(もちろん諸先輩型の声は謙虚に受け入れないとね!)
不安がりながら、物事に向かっても、ろくなことはない。
自信がなくなってくると、あれこれ手広くやってみようとか考えたり・・・
それがよいことか悪い事かも、一概には言えない。
でも迷ったら、原点に返る。
私の場合は『表現者としてのあり方・生き方」だ。
今、関わっているもの、事、人との繋がりの中でできる精一杯と、外に向かう精一杯。その積み重ねしか無いのだ。
子供とは、自分の出来る限りの時間で、心を持って付き合っていくしかない!
気がついたら、もうとっくに『うりずんの季節』に入っていて、冬眠は終わりなのだ。
準備のための事務所仕事もいっぱいあるから、ちゃっちゃと考えをまとめなくちゃだわ。
「ちゃっちゃ」といっても、悩み悩み抜いて、ぐっすり眠ったら、ぱっとひらめきがあったら、ラッキーで、そこまでは苦しいのだ。
『産みの苦しみ』は『命の育み』だけでない。
考え、動いて、の繰り返しで造り出されるもの。
取材について、あれこれ企画する。
そして、電話一本から始まる旅。
「じゃぁ、子供と一緒に遊びに行こう〜!」と旅館の女将さんが誘ってくれた。
全然予定外。(笑)
考えた以上に広がって行くのが、旅。
がんじがらめにスケジュールで埋め付くちゃうと、その声が聞こえなくなる。
でも、子連れの旅は、一人旅と違って、それなりの準備が必要です。
海風に吹かれ、濡れたままで浜に居過ぎちゃうと、まだ小さい子供は、風邪引いちゃったり・・・。
日中の刺激が大きすぎて、夜中に熱出しちゃったり・・・
水中機材、取材道具に頭を使うだけでなく、子連れ旅の様々なシチュエーションを考えないと!
やる事は、ほんとうに沢山あります。
プール競技で泳いだり潜ったりするのと違って、大海原に放り込まれ立ち泳ぎ状態。
その中で体勢を整え泳ぎ続けるのが私の人生なんだな、きっと。(苦笑)
大型クルーザーの上からそれを眺める人生もありかも、だけど、私は違う人生を選んだのだ。子供もそれを楽しんでくれるタフさを身につけてもらえるように、ステップステップ!
前向きに、明るく!元気に!!!
さて、がんばろうっと!
追伸
『子供は社会の子』と思って育てなさい。
『自分の子供』と思って育てるのは、よくない。
ある人から、そういわれました。
年を取った自分を子供に守ってもらおうと考えるのではなく、子供達が大人になり支え合い助け合える社会を考えなさい、と。
だから、子育ても、社会貢献ですと。
ちいさな地域社会のユイマールは、社会というユイマールに繋がっているのだ。
そうか、そうなんだ・・・そういう社会を目指さないと行けないんだな。
子育ては、そういう意識を持ってやらないといけないのだね。
今更ですが、どたばた始まってしまった子育てポリシー、再考案です。
****子供を連れて何処へ行こう?
http://www.churashima.net/tsutaeru/kodomoto/index.html
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ユイマール…ちかこさんのお話は本当に有難くって勉強になりますっ!
シングルマザー、お互いに頑張りましょうね♡
自分の子ではなく社会の子として
育てる、子育ては社会貢献っていう
言葉が心に響きました~。
また、遊びに来ます^^