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2011年4月30日

サバニ 進水式

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今日(4月29日)、糸満市内の港で、サバニの進水式が行われました。
琉球ガラス村の展示用サバ二が処分されるのを受け、
NPO法人ハマスーキが譲り受け,サバニ大工の大城清さんにより
修繕されたものだ。

最初に御願を行い,その後,舟にお清めの泡盛をかけ、舟を進水。
関係者による初漕ぎのあと、来場した人達にも乗船を許して下さった。

2歳8ヶ月になるルールーは、自分から「乗りたい」と言い出してくれたので、
お願いして乗せてもらった。

やはり海上は気持ちがよい。
サバニから漂う木のかおりが、海上で、潮風と混じり合って、さらに良い気分。

サバニから降りた後も、ルールーは、ライフジャケットを脱ぎたくないと,だだこね始めた。
今は「いやいやの反抗期」。

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「親がどんな反応をするのか?」「自分が愛情を受けているのか?」
親の私が試されてるのだと、保育園で教わった。

人間も、サバニのような自然から造り出されたものも,手をかければかけただけ、それが帰ってくるのだと・・・
だから難しくも,楽しくも,幸せでもあるんだと・・・

「かぁさん、かぁさん」とくっついてくれる時期も,長くはないのかもしれない・・・
大切な時間をできるだけ海で一緒に過ごしたいな,と願う。

サバニを始め,海辺の暮らしや文化を共に心身で受け,私はそれを写真や文字で伝えていく。
息子には身体を通して吸収していったものを,大きくなったとき、写真を糸口に引き出し、生きる力のどこかに役立ててくれれば・・・。
親のエゴかもしれないけれど、そんなふうに続いていったら,本当に最高なんだけれどな。

「私の写真」というより「私が写している世界の素晴らしさ」に気がついてほしい!

サバニを通して,その文化も受け継がれていくことを願って止まない。
NPO法人ハマスーキ(糸満海人工房)では、サバニ体験が出来るそうです。
http://www.hamasuuki.org/home/index.html
098−987−1550
乗ったらやみつきになりますぞ。

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コメント(1)

過日は一緒の舟に乗らせていただいてありがとうございました。上原さんとサバニレースでご一緒してからの縁で、進水式に来ました。皆さまの今後のご活躍に期待しています。僕もちばらねばっ。またどこかで!

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このページは、古谷千佳子が2011年4月30日 00:14に書いたブログ記事です。

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