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2011年12月26日

ありがとうございました。

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一昨日終了しました
新作メタモルフォーゼ展「海人憧憬進行形♡敢えて海女」古谷千佳子写真展には、
大勢のお客様がご来場下さりまして、本当にありがとうございました。

写真展タイトル「メタモルフォーゼ」とは、「変身」のこと。

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オジイがミーカガンをかけて海人に変身するように、お母さんだった人が水中メガネをかけて海女に変身するように、
写真家だって変身するのだ! 
進化するのだ!
だって、生きてるんだもん。


海人に憧れ、その憧憬が進化して、今は日本全国の海女さんを撮り始めている。

原点はここ、沖縄の海人との出会いから始まっている事実は決してゆるがない。

着実に進化しているから、沖縄を起点に活動の幅が大きく広がった。そう信じたい。


漁に出ていた若かりし頃は、素潜りしながらオジイをおいかけている間は、自分が女であることを忘れていた。男モード全開だったはず。で、沖にあがると、オジイとオバアのそれぞれの違いを見て、そこに私は男と女の違い、陰陽の世界を見ていたのだけれど、女である私が素潜り漁をしてはたしてそれは海人となりえるのか?

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海女さんとの出会いで、この当たり前のことに気付いた。私が素潜り漁をすれば、いくら私が男モードで泳いでいようが、生物学的には女であることは変わらないわけだから、世間的には海女さんにもっとも近い存在として写るに違いない(写真家ではなく、漁をやったとしたらの話ですよ)。そうか。そこで私は気が付いた。

原点である沖縄の海人はオトコ編。私が次に撮るべき対称的な存在は、海女さんを撮って初めてオンナ編が表現できるんだ、と。で、そのあとに私がどこへいくかは分からないけども、少なくとも、オトコ編、オンナ編の素潜り漁師をテーマとした表現(作品)をひとつの輪っかにしていきたい。そういう思いから、今回は、まだ荒削りだけど、新作の一部と旧作の一部を組み合わせたカップリング展ということでまとめてみました。 


・・・というコンセプトで展示。
このテーマ、これからまだまだ練り続け、熟成させていきたいと思っています。
次回は、もっと早くに企画して、早くに告知したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。


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今回、会場を提供して下さった、沖縄クリエーターラウンジZUKのオーナーや、スタッフの皆様、最後までバタバタしてしまいましたが、大変お世話になりました。


そして、QAB(琉球朝日放送)、OTV(沖縄テレビ)、沖縄タイムス、琉球新報、タイフーンFM他、各種メディアに取り上げていただき、紹介して頂きましたことにも、深く感謝しております。

最終日、ボランティアで撤収をお手伝い下さいました、皆々様。
本当に本当にありがとうございました!

子連れ狼と大五郎、という状況で(?)
ちびっ子大騒ぎ、会場が騒がしくなってしまったり、会場に常時、滞在出来なかったり・・・ということでしたが、まぁ、二人家族が一変する予定もございませんので、
「にぎやかなのもまた楽し」
と暖かく受け入れていただきたく思います。(苦笑)

来年は、より写真を見て頂く機会を増やしていきたいと思っています!
十数年撮り続けてきた、海人の写真。
そして、新たなテーマ、海女さん。

素潜りで、海の幸をとらえる、男と女。

こんな面白いテーマはありません!!!

今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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このページは、古谷千佳子が2011年12月26日 18:46に書いたブログ記事です。

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