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2007年2月 1日

アーサ・海の畑・・・そして「夢」・・・

1-30ブログDSC_4234_4c.jpg沖縄も毎日寒いです〜〜〜〜。
冬の沖縄の魅力と言えば、なんといっても「アーサ」がいっぱい生えてくること!!!
絨毯のように敷き詰められた緑の物体がアーサ。沖縄の方言で「ひとえぐさ」というこの海藻は、おばぁ達が手で丁寧にひとつまみずつ、、、来年も生えてくるように根っこを残して採っていきます。それを、何度も洗って、乾燥させたものが年中(お土産等)売られていますが、この時期にしか採れない新鮮な「生アーサ」はまた一 段とおいしいです!!!みそ汁やお吸い物が私のおすすめ!!!内地と違って、沖縄の海は、潮の満ち引きで、みせる表情がまったく違う。
『イノー』(礁 池)の海辺の暮らしが私にとって一番の沖縄の魅力!!!
おかずがいっ ぱいとれる海=健全で美しい海、というのが私の定義です。
老若男女が いつでも浜に降りておかずをとる事ができるこの海を、昔は『海の畑』 と呼んでいた程、身近で貴重なこの浅瀬の海は、陸の影響をもろに受けてしまうので、一般人(海関係の仕事以外の人)にも、わかりやすく海の健康 チェック出来る場所だと思います。ブルーがただ「きれい〜」ってな目だけでなく、そんな視点で海辺を覗いてみるときっと、見え方も変わってくるのでは?と思います。

ここしばらく、ACO PRO・SEA-SIA-MANという団体の理事を始めてしまって雑務(机上の仕事)が増えてしまいました。「アートの力でエコロジーを啓蒙する」というのが目的ですが、人が集まるとぶつかることが多くて非常に疲れます。けれど、けんかして、始めて他者を分かり、自身の心に気がつく事があるって、思い出しました。大人になって、トラブルを避けようと本音で話し合えない事が多くなってきます、、、よね、、。子供の頃は、沢山けんかしたのにね。けんか出来る人って大事だよね、、、(あ〜でもホント疲れる。苦笑)なんて思う今日この頃。私が本当にやりたいことは「沖縄の海・海辺の暮らし・そこに生きる人々から学ばせていただいている自然崇拝の念を、発信する事。」「都会と田舎の本当の意味での協調・共生するための架け橋的な仕事をする事。」お互いの立場を理解し、それぞれの足りない部分を互いに補い合っていく、、、、『調和の精神』を自身が学び、吸収しながら、表現していくこと。『アート』は私にとって、『手段』であり、現場・その精神を記録し、生産者・漁業関係の人達とコミュニケーションをとっていく。そしてそこに自分たちのメッセージを乗せて発信しつづけることが私の目的。『アート』はアートが得意な人の役割りとして、責任持って楽しくやってもらう。組織の中での役割分担を再度明確にして、その場を活かして、それぞれが精一杯できるように場を作る。仕組みを作るのは、大変だけれど、がんばらないとね。ちょっとずつだけれど、輪が広がってきています。この活動に興味を持ってくれる人がもっともっと増えてきたら楽しいなぁ。その場を皆が活用してくれたらうれしいなぁ。そして、私は少しでもはやく現場(海)に戻りたい!!!
もう、いてもたってもいられないよ!!!その為にも頑張るぞ〜〜〜!!!
アコプロ臨時総会の後に・・・

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コメント(2)

海が大好きなわたしにとっては
すごく大事なことだと感じています。
小さい頃に出かけたときの海と
今のものとでは、雲泥の差!
あのころのように、豊かには採れなく
なってはいるけど
まだ、なんとかなっている。
今のうちでどうにかしなくては!と
せめて、ゴミは持ってきた以上に
持ち帰るようしています。
ハチドリの物語ではないけど
自然への感謝を忘れたら
いけないですよね。

そうですよね。まずは自分のできる事から始めないと・・・。環境客にとっては「美しい海!!!」であっても、元々住む人には『昔は,砂が真っ白だったのに・・・。(今は茶色になっている)』という程、激変しているのです。

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このページは、古谷千佳子が2007年2月 1日 00:18に書いたブログ記事です。

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