漢字を書く〜其の三「エネルギー配分」〜年末の考え事

この「キーボードを打つ」という「同じ動き」しかしないのが、良くないんだ。文字も「打つ」。写真も「打ってめくる」。紙に出力した写真なら、「紙をめくる」時に、手や背中、頭、首、様々な身体を使う。
パソコンの場合、指先ですべて行える、この単純な行為でなんでもできてしまうこと、、、、。これが、良くないんだ！

想像力を引き出す糸口は、どんな小さい動きであっても、様々な筋力、身体を動かす事だ。匂いをかぎ、嗅覚を刺激する、その場に行く事によって、肌という感覚を刺激する、、、、そんな受動的なものでも、きっといいんだ。

心は、身体の様々な動きを欲している。心とは、脳のこと、ナノかな？
私が会社に入って、初めてパソコンに向かった時の恐怖（ブログ11月29日記載）
「こいつ（パソコン）に、魂を抜かれる、、、、」その時の私は、自分が思うように自由自在に動ける身体を持っていた。海で働く事を願い、運動機能を高める事に集中していた時代であるから、なおさらだったんだ。

身体の機能を妨げる事は、感情と心（脳みそ）の動きを悪くする、という事だったんだ、きっと。そして、動きが悪くなって、あいてしまった穴に、何か悪いものが入ってくるんだろう。（それは、電磁波、というものなんだろうが、それが何故悪いのか、まだ、よくわからない）人間は、同じ動きばかりすると、だから、おかしくなるんだ。
すばらしい景色も、見慣れてしまう。慣れると、不感症になる。

様々な身体を使って、感じる事。そうすれば、考え始める事が来出る。
動けない人は、動かしてあげる。身体が移動すれば、音も、匂い、周りにいる人も変わってくる。新しい刺激が加わるから。心（脳みそ）が動き始める。

私自身が、動かないとだめな人だから、本当にそう思う。
そして、表現者としての私に減少していたのは、想像力。

足りないから、考える。満たされない部分があるから、想像する。
満たされていないから、幸せなのかもしれない。
満たされちゃったら、考えなくなるから、、、バランスが悪くなる。
（動きたい私が、自由に動けるようになって、満たされなくなったのは、そこなんだ！）

幸せになる（満たされようとする）ために、（心身共に）努力する、その過程を「幸せ」っていうのだ。人間は、何かを作り、わざわざそれを壊して作り直すなんて事が出来ない（する意味が無い）から、次の世界に進む。今、チビが、ちっちゃいでしょ。
だから、ハードには、動けない。でも、動けないからいろいろ考える。
考えるから、気がつかせてもらえる。そんな環境に、感謝。
私のこれまでの世界を壊す事無く、そこに新しい世界を作ってくれた、我が子に感謝。

（ある「脳みそ」の「刺激」により、思考あれこれ、語りたい事、次々と、、、