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2009年3月21日

昭和の香り

b3-20-IMG_0317.jpg今日は、私の育った町杉並区、、、、最寄り駅JR線・阿佐ヶ谷にて、ある番組出演の打合せがありました。「阿佐ヶ谷」のイメージって、私には無かったのですが、雑誌やその他によると「昭和の香りが漂う町」だそうです。そんな事、聞いたことがあるような、、、、。
、、、で、打ち合わせ場所を私がご案内することも出来ず、某番組ディレクターさんにお願い、阿佐ヶ谷駅・北口を出て、信号渡ってすぐのダイヤ街の中にある「可否茶館」でコーヒーサカンと呼ぶお店に入りました。
看板に書かれている「操業明治21年」というのが、本当かどうかは定かでありませんが、そういえば、私が子供の頃からあったような、、、、。
初めて入ったそのお店は、確かにレトロで、メニューも、昔ながらの定番の形のホットケーキやあんみつ、、、、。私は、三角ケーキの上にちょこんと乗っかったイチゴがかわいらしい、ショートケーキを注文。
珈琲もケーキも、見た目、味ともに、懐かしい感じ。

沖縄に移住し、海辺から街に移り住んだ今、街の人達が「海」に行った事の無いのに、驚いていた私ですが、自分自身が同じく、地元を知らない、、、、という事に気がつかされ、ちょっと恥ずかしいような気がしました。
近くにあるものに気がつかない、すぐそばにある幸せに、気がつかない、、、、
いつも遠く掲げた夢に向けて走り過ぎていた自分に気がつかされました。

また「強さの質」についても、、、、。「向かう強さ」ばかり身につけようとして「守る強さ」に事を考えた事も無かった。
女である事を認めず、男に負けまい、といつも張り合ってきたような、、、、
どうしてこうも、無い物ねだりなのか、今冷静に自身を振り返ると、笑えるくらい、、、、
歯を食いしばって生きてきたような。
ほんのちょっと視点を変えたら、広がる世界があり、幸せは何処にでもある。

沖縄の海辺、自然の暮らしの中で、暮らす人々を通し、教わってきたのは、人間が基本的に必要な事。陰陽のバランスをとりながら、様々なものが共生する姿。
自分自身が何者か、認める所から始められたら、もっとスムーズに、進められたかもね。
「もし」、、、、はあり得ないし、後悔は何一つ無い。私は、イガイガ、トゲトゲを身につけて産まれてきて、上流から下流に向かって、ぶつかりながら、そのとげを丸く削られ、磨かれて行く人生にあるのだろうから、、、(笑)
転がりやすく角が取れたその石は、何者かに掴まれ、別の山から転がりながら、いろんなものを身につけ、膨らんで行くかもしれないし、、、ま、石に例えるのが、おかしいのかもしれないが。ぶつかり、ぶつかり、不器用だった分、同じような場所で躓いたり、戸惑っている人達を見つけられるかもしれない。何か、声をかけることができるかもしれない。
出来ちゃう人には、気がつかない所をね。

マイナスはプラスになる。ゼロはゼロ。
だから、沢山のマイナスを沢山のプラスにすることができる。

打ち合わせ以外のいろんな話をしていたら、あっという間に4時間近くがすぎ、、、、
一体私は何を話しまくったのか、、、、よく覚えては、いないのですが、、、、。
最近は、赤ちゃんとの会話ばかり(受け身)で、これからの事を考えたり発言したり、社会的な情報をもらったり、、、、って時間が少なくて、色々とたまってたのかな?
しゃべる=考えがまとまって行く、、、、と言った感じで、しゃべり終わった今、あれこれ、頭の中が整理されていきます。

東京という故郷には、大切な人がいます。沖縄も同じく、私の古里。
東京と、沖縄のそれぞれの力を活かしつつ、様々な事を吸収し、メッセージを発信し続けるために、仕事を作って行こうと頑張っています。

花粉症発症間近の古谷千佳子でした。

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コメント(3)

そうですよね、意外と地元のものには 目がいかない。
たとえば、雑木林。無くなってから初めて気がつく。沖縄の自然?とまではいかなくても、都市でも土地それぞれの自然がある。
生活観の中で、当たり前とか、あって当然、みたいなものは、結構見のがしてしまい、乱暴になってしまう。
環境が変われば、人も変わる。
あるがままの自然を、大事にする人間社会はくるのでしょうか。

はぁ〜、電車の中は花粉で辛いよ、番です。
東京は花粉のピークはどうやら過ぎたらしいですよ。これから徐々に減少してゆく予想だそうで。
うちでも例年より早く終息宣言できそうの期待。
と書いていたらハナ出てきた . . 。

丘に上がった生み坊主さん

もっとゆっくり、、、、じっくりモノを見られる余裕のある暮らしに切り替わらないと,,,,難しいですよね、きっと。
自分自身に当てはめても、そうであるように、、、。


番さん

鼻がぐずぐず,目がゴロゴロ、、、、なんだか肌まで荒れて,痛いような、、、、私もひどいです。ピークが過ぎたと聞いただけでも,気が楽です。しかし、まだ隙間のある私の身体には,徐々に花粉が,たまって行っているような、、、、。あ〜恐ろしや。

          ちーか

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このページは、古谷千佳子が2009年3月21日 01:41に書いたブログ記事です。

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