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2009年3月16日

神人マーマ

b3-15-_2.jpg古宇利島の神人であり、ユタでもあり、経営者としても成功し、6名の子供、14名の孫にも恵まれ、、母として、女として尊敬しているマーマ。

私は、これまで仕事=趣味=生活が、写真と海オンリーだったので、女として大切な事はもちろん、母として必要と思われる事は何一つやってこなかった。(苦笑)

今、どうしても会いたい人が、このマーマ。

ここ数年、八重山、宮古島と離島取材が忙しく、沖縄本島、、、特に北部へなかなか行けず、ご無沙汰してしまったので、連絡すると、「今日は、北中城村で、マーマの講演会がある」とのこと。すっとんで行って参りました。

本日のテーマは「沖縄の屋敷の拝みの本当の意味」

沖縄に数多くある年中行事を取材し、火の神が大切である事はわかる。

でも、その道理を私はまだ理解していない。

海人オジィと海時間を沢山過ごし、自然の中から感性として感じ取っているオジィから私も感性で様々な事を吸収させていただいている。学問ではなく、いわゆるジンブンだ。しかし、これは、身体を動かす事により、心身で吸収し、それを人に言葉で伝える事が非常に困難。まして「海」というフィールドに身をおけば、すぐにスイッチが入るのだが、陸(家)に上がると、私の場合、なかなか機能しないのだ。

それを炊事場で行えるのが、きっとヒヌカン。女性たちはそうやって、家に居ながら、あちこちに旅できるのだろう。

海人を追いかけ「男は海、女は陸で子を育て家を守る」という領域の世界を知った。陰陽のバランスが大切だという事を頭ではわかっていても、片側しかやる必要が無かった私は、、、、だからアンバランスになってきてしまったのだ。

身体の赴くままに動いていたこれまで。、、、、子供が出来て、初めて身体のブレーキをかけられた。今、ようやく落ち着いて、もう一方を体験できる時期がきたのだ。

非常に嬉しい。海スイッチは何時でも入れるから、陸スイッチも出来上がったら、最強だもんね!!!そしてその道を指南してくれる心の師と呼びたいマーマ。今日の講演会には、ウチナーンチュ、ナイチャー、老若男女、数多くの人が訪れていた。

失礼ながら、、、、驚いた。こんなに多くの人が「知りたい」「感じたい」事なのだ。

宗教とは違う、、、、「自然崇拝」「沖縄の精神文化」を知る事により、広がる世界がある。

頭での理解と実践を積んで、実生活に行かせるようになる事が大切。

自我を捨て、心で聞いたら、いろんなものがいっぱい入ってくるのだろう、、、、

自分の次元を高めて行きたいな。

母として、写真家として、古谷千佳子として。

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このページは、古谷千佳子が2009年3月16日 02:36に書いたブログ記事です。

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