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2011年6月28日

サバニ三昧

b-0628-P1010130.jpg先週末に予定されていた「第12回サバニ帆漕レース」は、台風の影響など、天候不良のため、9月3日、4日に延期となってしまった。

b-0628-P1010249.jpgレースに参加予定のチームの皆さんは、せっかく上げたテンションをどこにぶつけて良いのやら「もう仕事もやる気にならない・・・」と。

私たち親子は、伴走船に乗って応援しようと思っていたので、せめて、島へ渡り、バカンスを?と考えても、出発地点の座間味島への船が欠航して、渡ることすらできない。

こんなして、台風が来ると、宿も大損害。大変だよなぁ~・・・

・・・というわけで、週末はのんびり過ごせるかな、と思いきや、
チーム綾風の皆さんと、エーク作りや漁港巡りに同行。
子どもを連れての団体行動って、大丈夫なのかしら?と心配していたが、
おじさん&おにーさん&おねーさんと、人が大勢いるのがルールーには大変嬉しいらしい。

あっちで抱っこされ、こっちで、おしっこさせてもらい、
もともとおしゃべりルールーですが、さらに自分の意見もはっきり伝えられるオニーチャンに成長。

人は人の中で成長するんだな、と。
皆々様に感謝です。

b-0628-P1010400.jpgこの数日間で、出会ったサバニも数知れず。

現在使われていないサバニにも、人と共に過ごした歴史があり、そんな話を聞きたいな、と。

エークづくりに参加して、思ったことは、やはり手足を使わないとわからないことばかり、ということ。

体を動かして、心が動き始めて、なにか次のことをしたい!と強い願いが生まれる。

教えなくても、誰かが何かをしている姿を、子供はしっかり見ている。
「エークの漕ぎ方って、こうだっけ???」
「サバニの運転席はどこなの?」
知りたいことは、聞いてくる。

b-0628-P1010402.jpg私がやりたいことは、「自分の憧れ、目標とする生き様を記録すること(記録するというきっかけを元に、同体験をすること)だけだったのが、「子供に伝えたい」という気持ちが、それを上回るほど大きくなっていることに気がつく。

私が見たい、が、子供に見せたい。
私が感じたい、が、子供に感じて欲しい、と。

その純粋な気持ちに嘘つくことなく、それをストレートに写真で表現する、ということは、
これまでにない試みだな。

いつの間にか、私はお母さんになり始めているんだ、と。

昔と同じテンションで、写真を取ることはできないので、私も進化しないとならないのだ。

さて、これからの取材のイメトレに、本気で入らないと。

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サバニ好きの皆さーん、元気出てますかー! 待ちに待った座間味レースが台風で延期となり、残念ですね。 この延期が吉と出るか凶と出るかは、あなた次第・・・と自... 続きを読む

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このページは、古谷千佳子が2011年6月28日 16:20に書いたブログ記事です。

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