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2011年7月 4日

エイサーの季節

b-0703-P1010616.jpg一昨日の夕涼み会。
保育園の行事なので、夕方5時からスタート。
まだまだ明るいけれど、それでも日差しが和らぎはじめ、どうにか外に出ようと思い始める時間帯。

街の保育園は、街の公園を貸しきり、広くはない敷地内に、園児と父兄でごった返し。
入園後3回目の夕涼み会ともなると、「去年のこの日は・・・」なんて、時間の経過を感じられる。
これから、ますます、そういう機会が増えてくるんだな。

育児前は、とにかく前進の人生だったので、あまり無かった。
・・・とはいえ、沖縄の暮らしは、伝統行事が多く、取材を離れても、それらを生活の中で感じられるので、
「あぁ、◯◯の季節だ」といろんなところで思う。


b-0703-P1010567.jpgまだお盆には一足早いけれど、夏の到来を感じさせるのは、エイサー。
本来、旧盆の時に、この時期に現世に戻ってくる祖先 の霊を送迎するための踊りなのだが、
今では、沖縄の風物詩的になっている。

で、保育園の夕涼み会といえ、やっぱりエイサーがないとしまらない。
先生方が、大太鼓、パーランクーなどをもって、踊りを披露。

園児たちもその音につられて,ちょうしを取る。
私とは違って、ここで育っていく息子は、(大人と違って、頭でなく)心身で吸収していくんだな、と。ちょっと羨ましいような・・・。

独特のリズムと音階。
いつか、この地を離れる時が、きたとしても、身体が覚えていてくれるんだろうな。

私は、残念ながら、この夏は、県外での撮影が多く、エイサー時期には、沖縄にいられないかもしれない。
貴重なエイサーの時間だったかも。

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このページは、古谷千佳子が2011年7月 4日 06:00に書いたブログ記事です。

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