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2011年7月26日

漁村での暮らし

b-0725-P1020317.jpg断崖絶壁に張り付くように・・・寄り添うように聳え立つ、宮古島のある漁村で知った光景に、驚いたことを、ここに来て思い出した。

人が自然の中で暮らしていくには、力を合わせないと生きていけない。
集落一つがひとつの生き物のようにさえ感じれられ・・・


「個が全」「全が個」
・・・と。

今、リアス式の地形、湾を囲う数々の島、その一つにある平坦な島に滞在している。

玄関を飛び出しても、車にはねられることがない、ほそ~い路地を挟み、家が軒を並べている。
家の中の会話も、隣近所に全部聞こえてしまうようであるが、
小さな子供が少なく、お年寄りばかりなので、息子をご近所さんがとても可愛がってくれる。


玄関から「おいで~!ヤクルトをあげよう」
と、オバァちゃんが出てくる。

迷路のような路地で、息子が迷って、はぐれてしまっても、
こちらのまだ知らないおばぁちゃんが、家に届けてくれたり・・・。

漁村の人は、言葉が少しきついから、慣れないと驚かれてしまうようだが、
小さな息子には、まだ何も偏見がないので、家を脱走できる環境が楽しいようだ。
(高層住宅だと、なかなかそういうわけにいかないような・・・)

今を大切に、私は仕事に専念し・・・息子にはこの環境を満喫してもらいたい。

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コメント(2)

こんにちは。
初めてコメントします。

この写真何か好きです。
自分も都会出身なので、こうして海に囲まれながら自由に走り回る子供に憧れます。
便利になった現代社会ですが、便利になればなるほどシンプルな生活がしたいと感じることが多いです。

YANA さん

この写真、気に入ってくださってうれしいです。
楽が幸せでない、、、
そう思うことがよくあります。

汗を流すこと、体を動かすこと、が大切なんだな、って。

ちーかー

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このページは、古谷千佳子が2011年7月26日 18:23に書いたブログ記事です。

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