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2011年9月 9日

海女の磯笛

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私が使っているゴム製の「水中マスク」と明らかに形が違う、海女の「磯メガネ」。
鼻をガバッと覆われている水中マスクは、いつも鼻づまり状態みたいで、息を吐いたりすったりできない。(もう、慣れてしまって忘れていたが、初めて使ったときには、口から息を吐く時に、一緒に鼻からも吐き出してしまい、マスクが海中で少し浮いてしまったり、そんなことを、インストラクターに注意されたりしたなぁ・・・)

磯メガネは、鼻筋の辺に、メガネのヘリが当たる。
素材が結構硬いので、痛くないのかな?といつも気になってしまい、
10年ほど前に、鳥羽の漁協で購入したが、思ったとおり、やはり硬くて、使いにくそうなので、未だ水中で試したことがない。

・・・で、ここの海女さんたちは、海面で「ヒュー、ヒュー」と磯笛を鳴らす。
海中に潜る前に「ヒュー、ヒュー、ヒュー、ヒュッ!」と最後に歯切れよく鳴らして、深くまで潜っていくのだが、
最後に息を吐ききって、どうして、長時間もぐれるのか、不思議でたまらない。

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船頭さんに聞いてみると「吐き切った後、すぐにちょっと、吸っている」とか言うのだが、息を吸っている時間があるとは思えない。

ゴム製のマスクだと、鼻の下がゆるゆる状態で(私の場合は、きついのが嫌いなので)かぶっているので、磯笛をふける唇にカタチにならないのので、できなから、
沖縄に帰って、10年ぶりに押入れから磯メガネを取り出して、使ってみようかな。

まずは試してみるべし。
そしたら、謎が解けるだろうか?

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コメント(1)

「慣れないものは、使うもんじゃない」

と、しみじみ 思いました。


                             かな?

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このページは、古谷千佳子が2011年9月 9日 08:15に書いたブログ記事です。

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