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2011年9月29日
炎
人間は「火」を使うことにより、他の動物より優位に立った、と。
でも、大きな力には大きなリスクも伴う。
今朝は、消防車のサイレンの音で目を覚ました。
まだ暗い時間、う~う~と、サイレンの音がどんどん近くなってくる。それも、何台も、だ。
飛び起きてベランダに出ると下には、消防車が数台。
玄関側に回ると、ドアの外が、ほのかに熱い。
火事だ!
百メートルちょっと向こうが、真っ赤に燃えている。
消防車が到着してから、5分ほどで、放水が開始されたが、それまでの間「消防士は何してるんだよ~!」とかなり苛立ちを感じた。
デジタルカメラには、撮影時間が記録されるので、あとでそれを見て「5分弱」と理解したが、
本当に長い時間だった。
ニュースやドラマ?などで、火事の映像を見た時「炎の中に取り残された人は、多少やけどしようとも、何故飛び出せないんだ!?!」なんて、思ったりしてしまったが、火を目の前にして、そんな勇気が湧いてくるわけがない、と思った。
「ライター1つで火事のもと」(昔は、マッチ1本火事のもと)
食事、風呂・・・火のない暮らしはありえない。
でも、ほんと、ちょっとした油断で、すべてを失ってしまうんんだ、と・・・
(この火事の原因は、わかりませんが)
この火災による怪我人は、いなさそうだったが(救急車は、早い時間に去ってしまったので)
身を引き締められる目覚めの出来事だった。
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