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2011年11月25日

ジンベイザメの餌やり フォトより

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沖縄に移住してきた頃の写真が出てきた。
私が写真を学ぶ前のモノで、確か「ニコノスⅤ型」で撮った。
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漁協が経営するダイビングショップで、ジンベイザメにオキアミをやっているところ。

最近のような気がしていたが、もう、十七年前の写真で、かなり色あせてる。




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オキアミの袋ごと、ジンベイの大きな口に飲み込まれてしまい、足だけ「バタバタッ」なんてこともあった。
まるで漫画の1シーンのようだったが、海の仕事中、いつも、カメラを持っていたわけでないので、記録(写真)がないのが惜しい。

その頃は、海三昧の毎日で、当時は陸にいることが、苦痛だったので、とにかくあっちこっち・・・漁場はもちろんのこと、ダイビングポイントや、まだ整備されていなかった更地のとなりの海など、とにかくあちこち潜っていた。


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まるで、当時の景観の見る影もなく、変わってしまったのが、北谷。
一昨日、仕事で訪れたついでに乗った、観覧車から、眺めた景色。


休日、ということもあり(?)58号線は、渋滞がひどいし、人人人。





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保育園もお休みなので、同行させた息子は、観覧車初乗り。
ギシ、ギシ、と時々なる変な音に、不安さを隠せない、私と違いかなり慎重な性格のよう。




私は、高い所が大好きなのだが、観覧車だけは苦手。
慎重とか、そうでないという話は、関係ないようで・・・というか、単純に、箱に閉じ込められている感が、ダメなのかな。
ジェットコースターは、好きだったんだけれど。(20年以上乗ってないけど。笑)

「怖くないよ~」と息子をなだめながら、実は、自分をなだめていた。(笑)

「陸の景観が変わる」ということは、「水中景観も変わっている」ということ。
一体、この先の海は、どんなふうになっているのだろうか?
そんなことを考えながらの15分。


その後、遅い昼食を、と、普段はいらないファーストフードに入る。
私は、幼少時代、かなり「無菌」で育っていて、女子高生の時はじめて、某ファーストフードのハンバーガーというものを食べて、全身ブツブツが出てしまった過去がある。
それ以来の人生で、たぶん合計しても、そこのハンバーガーは、2個半しか食べていない。

それ以外の菓子パンやら、なんやらで、いろんな反応が出てしまい、外食で食べられるものが少なかった。

それらが、治った(?)のが、海の仕事をしてから。
免疫力が高まったのか、貧乏生活で、与えられたものを何でも食べなければならない環境が、自分を強くしたのか、わからないが、「毒を食う」ということも、もしかしたら必要なのかもしれない、と思うようになった。

しかし、放射線や農薬、そういった物を食べる、という意味ではないが。
食の安全性が問われる昨今、さてさて、何を食べさせて良いものやら。

人工物、合成着色料など、あまりに神経質に除去することが良いのか否か、未だにわからない。
(私が食べると、過敏に反応してしまった過去からの「食べられなかったコンプレックス」が強く、感じないでいられるヒトを、羨ましく思ってきたから)

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それでも、まぁ、たまにはいいかな~と、息子にとって、初バーガーや初シェークとの出会い。

なぜか、ハンバーガーは、ふた口しか食べてくれず、私が代わりに食べることに。

帰宅後胸焼け。
まずくはないと思って食べたんだけれど、軟弱胃腸。


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シェークは、吸い込む力が弱いのか、なかなか進まなかったけれど、美味しかったみたい。

今時は、量り売りしてくれるお店があり、カップの半分以下(ほんとは、3分の一以下で、お店のヒトに、かなり少ないですけど、いいですか?と念押しされてしまった。笑)で、子供の適量を与えられるのが嬉しい。



めったに街に出ない私には、驚きが大きかったが、ここに来て、何が楽しいのか、未だわからず。
息子も「ガタガタ公園(お気に入り公園の愛称)に行きたかったのに~」と、食べてる最中から、話してくるし。

でも、ヒトがこんなに集まっているんだから、きっと、なにか面白いことがあるんだろうな~と考えながら、愛車に向かって帰路を歩いていると、
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「あっ、胡散臭いマブヤー」










「るー、握手する?」と聞くと「イヤ」と。(笑)
子供が見ても、なんか、変なのだ。(笑)
でも、周りの人は、みんな携帯写メで、パチパチ。そのたびに手をふっている。
その姿が、あまりかっこよくない。

でも、相手(マブヤー)から(息子に)近づいてきて、手を差し伸べるので、
るー、仕方なく、手を出し、握手。

「・・・」

息子、後ろ姿を見つめながら、何を思ったのか、追いかけ始める。

横断歩道で、信号が赤に変わってしまい、追いかけきれず。
カレは、マブヤーに一体何を問うつもりだったのだろう?

テレビで見るより、遥かにかっこ良くないマブヤーに。

へんてこな一日になってしまい、車中「土曜日は、公園に行こうね」と約束。

「街」の楽しさは、なんだろう。
楽しそうにしている小さな子供もいたし、親が楽しめないと、子どもは楽しめないのか?
でも、私が楽しくない場所でも、子どもは楽しめるし、関係ないと思うのだが。

無理して、興味ない場所に行く必要もないかなと、最確認した一日。

私は、私が写真家として生きるべく、淡々と撮り続けられる日々をもっと考え進めるべきだと、最近、より深く考えるようになった。

見る、感じる、撮る、表す。

それだけだ、と。

そのためにも、
◎過去の大量の写真を整理する。
◎未発表の写真を、表に出す。
ということを、来年の3大目標の一つに掲げたいと思う。

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コメント(1)

ジンベエザメも下から見ると一般的なメジロザメと区別がつきにくく、この写真見てビックリしました。
ちなみに僕は素もぐりを始めてからなぜか腰痛が良くなりました。
人それぞれかもしれませんが、やっぱり海には何かがある…と勝手に信じています。

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このページは、古谷千佳子が2011年11月25日 11:09に書いたブログ記事です。

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