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2011年11月28日

藻場を守り育てる

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今週末(12月3日土曜日)、三重県鳥羽市で開催される藻場のシンポジウム・フォーラムで、パネリストをやらせていただく。
そこで話す内容を考え中。

沖縄の藻場といっても、私の場合「漁場」としての藻場、という感じで、とにかく「ギョバ潜り」なのだ。

海人や海歩人たちは、「藻に根付くから、モズク」という語源の天然モズクを採りに藻場へ行く。
白い砂地に生えた緑色の藻を反射した海水も、同じく美しい黄緑色。

シャラシャラと、砂の音、海面をかする風の音が、深い海より「高域の音」を奏で、体に染み込み気持ちが良い。

そんな海を思い出しながら・・・。

シンポジウムの前に計画していた取材も、天候&海況が悪く、延期。
さて、いつ、鳥羽入りしようかな?

自然相手の取材は、いつも、ギリギリまで予定が立たない。
私は良いのだが、待たされる息子の方は、どうもしっくりこないようだ。

いつから行くの?
いつ帰ってくるの?

不安定要因を、個人では楽しんできたけれど、さぁ、息子も楽しめるようになってほしい、と願うのは親の勝手。

どうしたものかな。
悩みは尽きず、そんな状況でもぐらつかず、進み続けられるもの・コトのみが「結果」というところなのか?

不安定が普通と、割り切れるタフさ。
人生で必要なモノって、やっぱりこれでしょ?

今回のシンポジウムでは、詩的&私的、フォト・エッセイのように喋るわけではありませんが、まだ枠があるようなので、興味のある方はお問い合わせしてみてください。


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「藻場を守り育てる」シンポジウム・フォーラム
日時 2011年12月3日(土) 13時~15時半
場所 鳥羽市商工会議所会館 3階 かもめホール
主催 鳥羽市
問い合わせ・申込先 鳥羽市役所環境課
電話 0599-25-1147


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コメント(1)

30年前、「モズクとスクは海人のボーナスさ~」
と言っていたのを思い出す。
スクもまた、藻場を求めて 大海から押し寄せる。

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このページは、古谷千佳子が2011年11月28日 21:35に書いたブログ記事です。

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