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2011年11月30日
恋人の聖地へ
「内地は寒いんだろうなぁ~」と、ダウンジャケットに、フリース、その他防寒着をモソモソ、トランクケースに詰め、名古屋空港へ。
なんだ、結構暖かいのね。(とはいえ、だんだんと、空気が冷たくなってきた)
そこから、電車とフェリーに乗継ぎ、島にたどり着くころは、外は真っ暗。
夜の移動は、外が見えないので、宿で食事をして、オフロに入っても、なんか「島」に来た気分になれない。
翌朝、外の景観を見て「あぁ、やってきたんだ~」と思う。
だから、夢の中から島での時間が始まるような、不思議な気持ちになる。
想像より遥かに暗い夜。
明朝がさらに楽しみ。
この島は「恋人の聖地」と呼ばれている、らしい。三島由紀夫の長編小説「潮騒」の舞台となった島だから。
おとなりのカップルの夕食シーンを横目にしつつ、やっぱり一人で食べる食事は、美味しさが半減しちゃうな、と思う。(とれたての海の幸は、ほんと、美味しいんですけどね)
いつの日にか「一緒に行きたいな!」とルールーが言ってくれたら嬉しいんだけれど、
これから、ますます、お友達の方を選ばれちゃうのか?
それとも、仕事を切り離したら行きたいといってくれるのか。
過去5回、映画化された「潮騒」の第2作、吉永小百合バージョンを見てきたが、1964年公開の映画で、その時代の島の景観を映像で見た。
今は、どんなふうに変わっているのだろう。
また、そこには、沖縄島にも共通する、漁村、そして島嶼社会の、人間味暖かぃ、色濃い人間関係が描かれていた。
短い滞在で、どこまで感じ取ることが出来るのだろうか・・・
今回は、ゆるり&のんびりと、巡ってみたいと思っている。
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