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2011年12月 1日

アップダウンの多い島で。

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あぁ~、寒いっ!
今朝から、フリースの上にダウンジャケット付けてます。
やっぱり防寒服持ってきてよかった~!


周囲4キロの島。
その中でも、人が住めるところは、一部に集中している。
漁村独特の集落の景観。

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勾配が多く、路地が細いので、車でなく、足で登り下り。
こういう所へ来ると、自分の足の鈍りを感じる。
やばい、やばい・・・
こういう場所で暮らしている人たちは、足腰が強く、健康の秘訣は、ここにあり、とか思ってしまう。
保育園児も、小中学生と共に、この登り坂を自力で登ってきていた。

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陸の景観は、海とつながっていて、
その深さを、そのまま海に落としこんだイメージが、頭の中で出来上がる。

海女さんから、磯の話を聞きながら、
潮騒を自分の耳にかぶらせながら、来年の夏に思いを馳せる。

久々に一人で過ごす夜は、
いろんな考え事ができる、貴重な時間だ。

ルーが隣にいると、ルーのことばかり思っちゃうからね。

何故、M6(ライカ)だったのか。

フイルムとか、アナログとか、そういう話ではなく、
知らない場所で、知らない人達がいる所に入って行く時、
「警戒されない」ということが一番大切だった。
知り合いが増えてきた沖縄で写真を取り続け、忘れていたことを思い出す。

大砲のような口径のレンズを向けられて、「ん?」と思わない人はいない。

自然に入っていき、相手が気が付かない内に写真を撮る。

そんなカメラは、やっぱり他にはない。

すれ違いざまに、写真を撮り終える。
完全マニュアルのライカを使いこなすには、訓練が必要だ。

露出(シャッター、絞り)、ピント、フレーミングを、考えなくても、身体で反応できるように。

考えてから撮るのであっては、ライカを使う意味が無い。

私が撮りたいものを取ろうとしたら、ライカしかなかったのだ。


脚で撮る写真。
直感に反応できる身体。

心を整理するためにも写真整理が必要だし、
水陸で必要な筋力をつけないと、反応できる身体にはならないし。

とにかく、何よりも先にやることは、心身の絞り込み。

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このページは、古谷千佳子が2011年12月 1日 22:32に書いたブログ記事です。

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