老人も海も子供も・・・
時間がかかる。
・・・というより、本来、自然の流れって、こんなものなんだろうな。
海を泳いでいて、大波に飲み込まれ、天地左右、なにがなんだかわからなくなったら、
慌てず、ただ息をとめて、自然にぽっかり浮かび上がるのを待つ。
海中で、体制を整えるときも、エイッ!とやってから、ワン・ツー・スリー・・・と遅れて身体が回転し始める。(動き始める)
芽を出すまで、時期を待たなければならないように、自然のことは、とにかく「待つ」しかない。
相手に動きを合わせるしか無いのだ。
オジィやオバアの話の長い(テンポが違う)のも、何事も時間がかかる子供も、自然・海と同じだなぁ~。
こどもと日々一緒にいて、時々焦ったりするんですけど、海人たちの暮らしに近づくと、これが当たり前だったよな、と気が付かされる。
街での時間が早過ぎるのだ。
まぁ、しばらく、のんびり構えるしか無いですな~。
でも、海は、のんびりはできない。
構えの話ですよ。
時が来たら、ささっと動き、潮に合わせないと、始まらないので。
何事も、きっと、同じでしょう。
気は放たず、リラックス、でも、いつでも動けるように。
コメントする