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2015年8月30日

飛び続ける? 泳ぎ続ける?(つぶやき)

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要は、好きという事だ。

東京を飛び出した時は「沖縄の海は好き!東京が嫌い!」と
言うシンプルな構造だったのが、
今は「沖縄の海も、志摩半島の(海を含む)自然環境も、好き!」。

「所詮、旅人・・・」と、否定的な語彙で、自分を卑下しないと、
やってられないというか、
自分の居場所の無い気持ちを整理できないというか。

「住んでいる所が居場所」であり、
でも「移動しなければならなくもあり」、
でも、本当は、その事すら「自分で決める事」であり。

選択権が無い子供や(どこも好きなので、今の所聞いてもわからない。)
親の面倒をみて、家や財産を相続する後継者でもないし、
その嫁、でもない。
サラリーマンで、誰かに雇われている訳でも無い、自由な立場なので、
すべて、自分自身で決める事。(ルーが、意見するようになるまでは。)

泳ぎ続けなければ、ならない。


赤子を抱えての立ち泳ぎ状態の数年前に比べれば、ずっと楽なはずなのに、
(今は、息子自身が少し離れて泳いでいられるようになったから)
泳ぎ進めるようになったら、今度はどこへ向けて舵を取るか、悩んだり。

大海原を回遊する鯨の親子のように、寒い時には、温暖な海域へ、
夏季には寒冷海域へと移動しながら、採取するというような
「シンプルな生き方」を望んでいるだけなのに。

そもそも「表現者」であり続けたい、という事自体が、
自然界から外れているんだろうな。

敵の目を欺いたり、メスを呼び寄せたり、
子孫を残すための行動でもなく、生きるために食べるだけの行為ではない。

私の「表現したい」気持ちは、本能に近く、
でも、動物のように「生存能力の高い本能」とは違う。

困ったもんだな。

背負う物(写真パネルや資料等、物理的な物)は、年々増えるし、
それをまとめるための能力と時間も作らねばならないし、
子供にかける時間も大切である。
子供を食わせるためのお金も稼がねばならないし・・・
息子が夢を語り始めたら、夢を叶えるためのお金と時間と、どう確保する?!
(昆虫博士になりたい!医学部行きたい!とか、言い始めたら、どうする?〜!」


あ〜あ、(那覇の)家中、カビ生えてるかもしれない・・・し。
現実を見つめると寂しくなる。

今、ここに居る事も現実なのに。
窓が沢山あって、太陽の方向が体感でき、
虫の音、海鳴り、自然の音にあふれるお家。

撮影を中心とした、夢のような時間も、終盤。。。。

那覇に帰ったら、数ヶ月分の写真データの整理と(今もやってますが)
これまでの写真データと、怠けきった筋力の再構築。

人生泳ぎ続けるために必要な、しなやかな筋力と思考を纏わなければ、
溺れてしまうから。www

さて、雷は止みました。
雨も収まりましたが、どんより雲に覆われた空。

今日はデスクワークに励みます。(太陽が拝るその時まで)
・・・っていうか、締め切り近いぞ!
ラストスパート!

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このページは、古谷千佳子が2015年8月30日 09:06に書いたブログ記事です。

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